甘いものをたくさん食べた後に動悸や汗をかくのはなぜ?

    こんにちは。

     

    整体院コンフォートプラスの大八木です。

     

    秋といえば食欲の秋ですが、スイーツなど甘いものをたくさん食べた後に、動悸がしたりたくさん汗

     

    をかいたり、不安になった経験はありませんか?

     

    これは、血糖値の急上昇と急降下が原因です。

     

    人の体はホメオスタシスといって、常に体を一定に保つ機能があります。

     

    例えば、高血圧になれば血圧を下げて血圧を一定に保つようにします。

     

    また血液の中の二酸化酸素や酸素の量も、やはり一定に保つようになっているんですね。

     

    血糖値も同じく、一定の血糖値を保とうとします。

    (空腹時の血糖値が100㎎/dlが正常な値です。)

     

    甘いものをたくさん食べると、いっきに血糖値が上昇します。

     

    体は血糖値を一定に保たないといけないので、たくさんのインシュリンを放出して血糖値を下げよう

     

    とするんですね。

     

    そうすると、今度はいっきに血糖値が下がってしまいます。

     

    じつはこの血糖値の乱高下が、よくありません。

     

    なぜでしょうか?

     

    脳の栄養分は糖(ブドウ糖)だけなので、血糖値が下がりすぎると脳に影響がでてしまいます。

     

    そこで、体は再び血糖値を上げようといくつかのホルモンを放出して血糖値を上げようとするんです。

     

    このホルモンによって、先ほどのようないろいろな症状がでるんですね。

     

    急激な血糖値の上昇と下降は血管にとても負担がかかりますので、血管の弾力が失われてしまいま

     

    す。

     

    甘いものをたくさん食べると、血管に負担がかかってしまいますので注意が必要なんですね。

     

    血糖値は、ゆるやかに上昇させることが大事なんです。