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    駒込 構造医学 整復の種類と整復の意味

    今回は、整復の種類と整復の意味についてお話をします。

     

    整復には、2つの方法があります。

     

    1、加圧整復法

     

    2、静水圧整復法

     

    加圧整復法は、面圧や軸圧、押圧などの圧力を関節面に加える整復法です。

     

    それに対して、静水圧整復法は加圧方向を3方向や4方向から加える特殊な方法です。

     

    加圧整復法は、ほとんどの関節に適用が可能ですが、静水圧整復法は適用される関節が限定されます。

     

    主に手関節と膝関節に、静水圧整復法を適用します。

     

    それ以外は、加圧整復法で整復をしていきます。

     

     

    整復力を発動すると、正常位置から逸脱した関節を正常な位置に復元すると共に、関節の潤滑を得ることができます。

     

    関節は、関節周囲の軟部組織により生理的状態において内圧を形成しています。

     

    正常な関節は、関節内は陽圧を保っています。

     

    陽圧ということは、関節外より関節内の方が圧力が高くなっている状態です。

     

    捻挫や脱臼(関節内脱臼を含む)などの損傷がおこると、関節面がずれたり離開します。

     

    そうすると、関節の潤滑が損なわれて、関節内は陰圧化します。

     

    関節内が陰圧化すると、関節周囲の軟部組織が緊張して筋性防御反応がおこります。

     

    それによって、関節の可動域の制限がおこります。

     

    関節の陽圧化は、症状の改善に絶対的に必要になります。

     

     

    整復の意味は、関節面に圧力を加える事で関節の潤滑を得ることによって、関節内を陽圧化させる事です。

     

    それによって、症状を改善・解消していきます。