こんにちは。
今回は、膝についてお話をします。
膝を動かすと、グリグリと音がすることがあります。
なぜ、膝から音がでるのでしょうか?
膝の関節が、うまくかみ合っていないからなんです。
そのため、ドアのちょうつがいがきしむように膝から音がでるのです。
膝の関節がうまくかみあっていないのは、膝が悪いからでしょうか?
ほとんどの場合、膝に大きな異常はありません。
では、どこに異常があるのでしょうか?
股関節なんです。
なぜ、股関節に異常があると膝から音がでるのでしょうか?
股関節に異常があると、あしの向きが変わります。
あしの向きが変わると、膝の関節が微妙にずれてうまくかみ合わなくなってしまうのです。
その結果、膝から音がでる状況となります。
膝から音がでるのは症状であって、おこしている原因ではありません。
その症状を起こす原因は、股関節の異常となります。
ですので、膝の関節をうまくかみ合うようにするためには、股関節を正常な状態に戻す必要があります。
股関節の異常は、歩行によって正常に戻る構造となっています。
無理のない歩行を行うことによって、膝の音が改善する可能性があります。
また、音の他に痛みがでてくることがあります。
この場合は、施術が必要となりますので、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。