こんにちは。
今日は、つき指についてお話をしたいと思います。
ほとんどの方は、つき指の経験があるのではないでしょうか。
気がついたら痛みがなくなっていたというつき指もあれば、なかなか痛みがとれないつき指もありますよね。
なにが、違うのでしょうか?
親指は2つの骨で、人さし指から小指は3つの骨がつながることによって指は動きます。
球技などで指に力がかかると、つながっている骨がずれてしまいます。
これが、よくあるつき指です。
なぜ、なおりやすいタイプとなおりにくいタイプがあるのでしょうか?
実は骨のずれ方によって、なおりやすいタイプとなおりにくいタイプの違いがでてしまうのです。
骨と骨の向きが同じ状態でずれたつき指は、指を動かしていると靭帯(じんたい)や腱(けん)など
の作用で元に戻ります。
これが、なおりやすいタイプのつき指なんですね。
では、自然になおらないつき指は、どういうずれ方をしているのでしょうか?
それは、関節にひねりが加わってずれたつき指なんです。
ひねりが加わっていると、指を動かしてもなかなか元に戻らないのです。
靱帯や腱の作用がはたらいても、骨を元に戻すことができないからなんです。
このタイプは、ひねりの入っている関節を整復しないと痛みがとれないやっかいなつき指です。
また、指に強い力がかかって靭帯を痛めてしまったつき指は、なおるまでに時間がかかります。
なぜでしょうか?
靱帯損傷がなおるまでに、ある程度の時間がかかるからです。
自然になおるつき指と自然になおらないつき指の違いは、関節のずれ方の違いなんですね。
なかなかなおらないつき指でお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。