こんにちは。
糖尿病は血管を硬くしてしまい、いろいろな怖い病気の原因となることをお話しましたね。
では、妊娠糖尿病とは、どのようなものでしょうか?
その名のとおり、妊娠中のみ血糖値の異常があらわれる病気です。
なぜ、妊娠中のみ血糖値の異常がおこるのでしょうか?
それは女性ホルモンの影響なんですね。
妊娠中は、女性ホルモンの影響でインシュリンがはたらきづらくなります。
そのため、血糖値が高い状態が続いてしまいます。
妊娠糖尿病は、出産後は正常になることが多いですが、赤ちゃんに影響がでるので気を付ける必要が
あるんですね。
どんな影響が、でるのでしょうか?
流産をしやすくなってしまい、早産も多くなります。
また、先天異常のリスクが上がってしまうのです。
怖いですよね。
さらに、糖が豊富なので巨大児になりやすく、難産の原因となります。
大きくなりすぎた場合は、頭が通っても肩が通りずらくなってしまい分娩が長引いてしまうのです。
妊娠初期から血糖値のコントロールができれば、通常妊娠と変りません。
妊娠糖尿病は、早期発見と血糖値のコントロールが大事なんですね。