こんにちは。
今回も、椎間板ヘルニアのお話をしたいと思います。
現在、椎間板ヘルニアは腰痛の原因と考えられなくなってきているとお話しました。
だからといって、放っておいてもいいのでしょうか?
じつは大丈夫なんです。
というより、放っておいたほうがいい場合すらあるんですね。
なぜ、でしょうか?
このようなことがありました。
ある女性がとても強い腰痛で病院に行くと、腰椎椎間板ヘルニアといわれました。
しかも、椎間板のでっぱりが大きくすぐに手術をしたほうが良いといわれたそうです。
ところが、手術が怖かったこの女性は病院に行くことをやめてしまったのです。
そして、1年後に再び病院に行ったところ、なんとでっぱっていた椎間板がなくなっていたのです。
何もしていないのに、椎間板ヘルニアがなくなるというのは不思議ですよね。
なぜ、でっぱっていた椎間板ヘルニアがなくなったのでしょうか?
じつは、あるものが椎間板ヘルニアを食べてしまったのです。
なにが、食べたのでしょうか?
マクロファージという白血球が、椎間板ヘルニアを食べてしまったのです。
マクロファージは、細菌や異物を食べる白血球です。
その後の研究でも、椎間板ヘルニアは放っておいてもなくなることがわかってきたのです。
先ほどの女性は、手術をしなくて本当によかったですね。
しかし、椎間板ヘルニアはなくなっても腰痛はなくなりません。
腰痛の原因は、他にあるからなんです。
慢性腰痛はほとんどの場合、骨盤のゆがみが原因となります。
腰痛の方はしっかりと、骨盤の状態を確認してもらうことが大事です。
骨盤のゆがみを矯正することは難易度の高いものとなります。
しっかりと骨盤のゆがみを確認できる施術者にみてもらうことが重要なんです。
慢性腰痛にお悩みの方は、骨盤矯正を専門にしている当院にご相談ください。