文京区 肘関節痛 原因は?

    こんにちは。

     

    整体院コンフォートプラスの大八木です。

     

    今回は、肘の痛みについてお話をします。

     

    肘の痛みは、日常的におこります。

     

    肘の痛みの特徴として、思い当たる原因がないのに痛むという場合があります。

     

    テニスなどのスポーツによって痛めた、という具体的な原因がないような場合です。

     

    テニスは、テニスエルボーという名前があるほど肘に負担がかかりやすいスポーツです。

     

    肘の外側のでっぱった部分に、炎症がおこって痛むのです。

     

    バックハンドを、手打ちで行うと痛めやすい部位です。

     

    このようにテニスなどで痛めたと、原因がはっきりとしていれば納得できますよね。

     

    では、原因がないのに肘が痛くなるのはなぜでしょうか?

     

    本当は、原因があるのです。

     

    じつは日常生活には、肘を痛めやすい要素がたくさんあるんです。

     

    例えば、スーパーでのお買い物です。

     

    食料品には野菜や牛乳やお肉など、重いものがたくさんありますよね。

     

    レジ袋いっぱいに食料品を入れて、手にぶら下げて自宅に戻るときにとても肘に負担がかかります。

     

    街中で食料品をレジ袋いっぱいに入れて両手でぶらさげて歩いている女性をみかけますが、これが肘

     

    の痛みの原因となるのです。

     

    洗濯も、肘に負担がかかります。

     

    水気をふくんだ衣類がたくさん入ったランドリーバッグをもつと、肘に負担がかかるんですね。

     

    掃除や、ガーデニングもそうです。

     

    水のたっぷり入ったバケツなど重いものをもつと、やはり肘に負担がかかるんですね。

     

    基本的に肘を伸ばして重いものを持つと、肘の関節がぬけやすくなります。

     

    なぜ、肘がぬけるのか簡単に説明しますね。

     

    頭の中でイメージをしてください。

     

    鉛筆を2本用意して、書かないほうの側を合わせます。

     

    合わせた鉛筆が固定されるようにセロテープを2枚貼ります。

     

    鉛筆がそれぞれ肘の関節の上腕骨と前腕骨とします。

     

    セロテープを肘の関節を安定させるじん帯とします。

     

    鉛筆をそれぞれ弱い力でひっぱると鉛筆は離れませんが、力を入れると鉛筆は離れてしまいますよ

     

    ね。

     

    また、弱い力でもくり返しひっぱると鉛筆はだんだん離れてしまいます。

     

    重いレジバッグなどを持つと、肘の関節にこのように骨と骨が離れる力が働くのです。

     

    そして、日常的に繰り返されるとそれほど重いものでなくても同じようなことがおこります。

     

    このように日常性生活でのなにげない動作が、原因がわからない肘の痛みとなることが多いんです

     

    ね。

     

    ぬけた肘の関節を元に戻すと、痛みはなくなるのでしょうか?

     

    なくなります。

     

    肘の関節を整復して元に戻すと、その場で痛みがなくなることは珍しくありません。

     

    では、どうすれば肘がぬけないように予防ができるでしょうか?

     

    予防のコツは、重い荷物を長い時間手にもたないことです。

     

    リュックサックは、いいですね。

     

    どうしても手にもたないといけないときは、肘を少し曲げて筋肉をつかって荷物をもつと肘の負担が

     

    少なくなります。

     

    このように、日常生活で気を付けると肘の痛みの予防になるんですね。

     

    ぜひ、ためしてみてください。

     

     

    慢性的な肘の痛みが改善されない場合は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。