駒込 胸の痛み 原因不明の心臓の異常 心臓神経症とは?

    こんにちは。

     

    整体院コンフォートプラスの大八木です。

     

    前回は、胸の痛みと右の骨盤の関連についてお話をしましたね。

     

    今回は、骨盤以外の原因でおこる胸の痛みについてお話をしたいと思います。

     

    胸の痛みや動悸、息切れなどがあるにもかかわらず心臓を検査しても何も異常が見つからないものを

     

    心臓神経症といいます。

     

    心臓がおかしいけれど、心電図などの心臓の検査では原因がわからない、ということなんですね。

     

    原因不明の、心臓の異常ということです。

     

    心臓には問題がないので、原因はストレスや疲労ということになります。

     

    なぜ、ストレスや疲労は心臓の異常の原因になるのでしょうか?

     

    自律神経という神経のうち、交感神経という神経が関係しているんです。

     

    交感神経は、激しい活動をしているときに活発にはたらく神経です。

     

    自律神経のうち、もう一つの副交感神経はリラックスしたときにはたらく神経なんですね。

     

    ストレスや疲労は、この交感神経を刺激します。

     

    交感神経は心臓のはたらきを活発にするので、交感神経の刺激によって心拍数があがります。

     

    心拍数が上がると、さまざまな心臓の症状がでるんですね。

     

    では、どうすれば交感神経をおさえられるのでしょうか?

     

    ストレスや疲労を、おさえればいいんです。

     

    そうすると、交感神経の刺激が少なくなりますので、心臓のはたらきも落ち着くからです。

     

    ところが、このように交感神経の働きが抑えられない場合があるんです。

     

    ストレスや疲労をおさえても、胸の痛みがおさまらない場合です。

     

    一体、なぜでしょうか?

     

    心臓は正常で交感神経のはたらきもおさえられているので、症状は改善するはずですよね。

     

    検査で心臓は正常なので、やはり考えられる原因は交感神経なんです。

     

    ということは、ストレスや疲労がなくても交感神経が活発に活動するということになります。

     

    ストレスや疲労のほかに、交感神経を刺激する要因があるのでしょうか?

     

    要因が、あるのです。

     

    ストレスや疲労以外に、交感神経を刺激する原因があるんですね。

     

    何が原因なのでしょうか?

     

    背骨なんです。

     

    胸椎(きょうつい)という、背骨の胸の部分です。

     

    背骨は首の部分の頚椎(けいつい)が7個、胸の部分の胸椎が12個、腰の部分の腰椎(ようつい)が5

     

    個あります。

     

    これらが重なって、背骨を構成しています。

     

    その胸椎の中で、第4胸椎から第6胸椎が交感神経を刺激する原因になります。

     

    この第4胸椎から第6胸椎の関節に異常があると、交感神経を刺激して心臓に影響がでるのです。

     

    その結果、心臓には異常がなく、ストレスや疲労もないにもかかわらず胸の痛みや動悸、息切れをお

     

    こしてしまうのです。

     

    第4胸椎から第6胸椎の関節を正常に戻すと、胸の痛みや動悸、息切れがなくなることが多いんです。

     

    実際に、胸椎の関節の整復によって、胸の痛みや動悸、息切れがなくなるケースを多くみてきまし

     

    た。

     

    もちろん、心臓には異常がなくて病院では原因がわからないケースです。

     

    原因のわからないつらい胸の痛みで悩んでいる方は、ぜひ当院にご相談ください。

     

    胸の痛みは、精神的にも嫌なものです。

     

    胸の痛みがなくなり、不安のない生活を送っていただきたいと思います。