駒込 頭痛・肩こり 予防法3つとは?

    こんにちは。

     

    整体院コンフォートプラスの大八木です。

     

    今回は、頭痛と肩こりの予防方法についてお話をしたいと思います。

     

    頭痛に悩む方は、多いです。

     

    どのくらいの方が、頭痛に悩んでいると思いますか?

     

    3000万人だそうです!

     

    すごい数ですよね。

     

    つらい頭痛がなくなれば、人生が楽になるのにと思う方は少なくありません。

     

    実は、ほとんどの頭痛は原因を改善すると、なくなるんです。

     

    もし、今受けている頭痛の治療で根本的に治らないのであれば、それは対症療法となります。

     

    対症療法は、症状の緩和が目的ですので根本的に治ることはありません。

     

    原因にアプローチすることはないので、ある期間は症状が緩和しますが、効果がなくなるとまた頭痛

     

    がおこるということになってしまいます。

     

    原因を特定して、改善すると頭痛はほとんどなくなります。

     

    (薬物性の頭痛や、かみしめ症候群による頭痛は生活の改善も必要です。)

     

    頭痛に悩んでいる方の多くは、肩こりにも悩んでいる場合が多いです。

     

    なぜでしょうか?

     

    それは、頭痛と肩こりは原因が同じだからなんですね。

     

    以前にも、頭痛と肩こりのおこる原因についてお話をしました。

     

    おさらいしますね。

     

    どのような原因で、頭痛と肩こりがおこるのでしょうか?

     

    頭を支える首の関節のずれが、頭痛と肩こりをおこします。

     

    頭痛と肩こりは、症状がつらいので悪者のように思われるかもしれません。

     

    ところが、じつは、体を守るための反応なんです。

     

    このようにつらい症状も、実は体を守る反応という場合がけっこうあるんです。

     

    風邪をひくと、熱が上がりますね。

     

    これは、体内に入ったウイルスを熱でやっつけるためにおこる体の反応なんです。

     

    熱を上げて免疫機能を高めようとする反応です。

     

    熱が上がらないと、風邪が長引くのは、こういう理由なんですね。

     

    頭痛について説明します。

     

    首の骨は、7つの骨で構成されています。

     

    7つの骨がダルマ落としのように積み重なって、頭を支えているんですね。

     

    1番目から6番目までの骨には、左右に小さな穴があいています。

     

    この穴に、脳に行く大事な血管が通っています。

    (椎骨動脈といいます。)

     

    長い時間スマホやパソコンを見たり、交通事故でむち打ち症になったりすると、首の骨に負荷がかか

     

    ります。

     

    負荷がかかると、首の骨はずれるんですね。

     

    首の骨がずれると、骨にある穴の場所が相互にずれます。

     

    その結果、大事な血管を圧迫してしまうのです。

     

    血管が圧迫されると、血液の流れが悪くなりますね。

     

    脳にいく血液が減りますので、初めは酸素不足になって頭がボーっとしやすくなります。

     

    さらに血液の流れが悪くなると、困った問題がおこることになります。

     

    問題とは、なんでしょうか?

     

    脳細胞に影響がでることなんです。

     

    脳梗塞のように、脳細胞に十分な血液がいかないと、脳細胞がダメージを受けてしまいます。

     

    そこで、脳細胞を守るために、急激に血圧を上げて頭に血液を供給するんです。

     

    そうなると、過剰な血流が頭の血管におこり血管に炎症がおこります。

     

    この、脳細胞を守るためにおこる頭の血管の炎症が、多くの頭痛の原因なのです。

     

    このように頭痛のおおもとの原因は、首の関節のずれなんですね。

     

     

    次に、肩こりの原因について説明します。

     

    首は体重の10%を占める頭を支えています。

     

    7つの首の骨が正しい位置にあると頭を支えられますが、悪い姿勢や事故などで首に負担がかかる

     

    と首の骨がずれるということは先ほどお話しました。

     

    首の骨がずれると、重い頭を十分に支えられなくなってしまいます。

     

    そこで、頭を支える補助として、僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)などの筋

     

    肉に頼ります。

     

    僧帽筋や肩甲挙筋は、肩こり筋として有名な筋肉です。

     

    このように頭を支える補助としての筋肉の役割が、肩こりとして感じられるのです。

     

    マッサージして、肩こり筋を緩めても、また肩がこるのは頭を支える必要があるからなんですね。

     

    このように、肩こりの原因も頭痛と同じように、首の関節のずれなんですね。

     

    ということは、くびの関節がずれなければ頭痛と肩こりが予防できるんです。

     

    どうするれば予防できるでしょうか?

     

    最も大事なのは、姿勢です。

     

    姿勢が悪いと、とても首に負担がかかり、首の骨がずれる原因となります。

     

    特に、スマホやパソコンで頭を前に倒すと、首の負担が大きいんです。

     

    スマホを見るときは、スマホを顔の前まで上げて見ると首の負担がかなり軽減されます。

     

    パソコンは、少しでもいいのでモニターを高くするといいですね。

     

    移動中に、寝てしまうのも首にとても負担がかかります。

     

    電車やバス、車などで寝てしまって、その後で首が痛くなった経験はありませんか?

     

    移動中に寝てしまって、首を痛める方は少なくありません。

     

    なるべく、電車やバス、車では寝ないようにするのが大事なんです。

     

    では、ずれてしまった首の関節はどうすればいいのでしょうか?

     

    歩くことが、いいんです。

     

    首の関節は、歩くことによって正しい位置に戻るようなつくりになっているんです。

     

    ずれが大きいときは、なかなか効果が出ずらいですが、多少のずれであれば歩くことによって首の関

     

    節のずれは解消していきます。

     

    さらに、アイシングも効果的です。

     

    関節を冷却すると、関節包が縮小して関節を安定させますので効果があるんですね。

     

    特に歩いた後や、仕事の後などに冷やすと一層効果的です。

     

     1、姿勢を気を付ける。

     

     2、歩く。

     

     3、アイシング。

     

    この3つによって、頭痛・肩こりの予防をしていただければと思います。

     

    ただ、あまりに首の関節のずれが大きい場合は正確に整復する必要があります。

     

    予防法の3つを行っても、効果が感じられない方は、関節のずれが大きい可能性があります。

     

    その場合は、ぜひ当院にご相談ください。