文京区 人工股関節の痛み 痛みの悪循環とは?

    こんにちは。

     

    今回は、前回に引き続き股関節についてお話をしたいと思います。

     

    前回は、股関節壊死症の方で、手術を選択されない場合の股関節の痛みについてお話をしましたね。

     

    今回は、股関節をやむなく手術した場合におこる痛みについてお話したいと思います。

     

    壊死の範囲の大きい股関節壊死症や、大腿骨頚部という大腿骨の細い部分が骨折する大腿骨頸部骨折などで、股関節の手術を受けられる方は少なくありません。

     

    特に、大腿骨頚部骨折は骨粗しょう症の方は、転んで股関節のある側面を打つと簡単に骨折してしまいます。

     

    ベッドから落ちたときに、その部分に衝撃が加わって骨折してしまったという話はわりとよく聞きます。

     

    手術の素晴らしいところは、ほとんどの方が術後に痛みがなくなりすぐ歩けるようになることです。

    長い入院生活で、寝たきりになることを防げるんですね。

    (ごく、少数ですが術後から股関節に痛みがでる方がいます。)

     

    ところが、快調だったはずの人工股関節が3年くらい経つと、痛みがでるケースがあるんです。

     

    これは困りますよね。

     

    せっかく大きな決断をして手術をして快調だった股関節が、生活に支障がでる位調子が悪くなるのでショックが大きいと思います。

     

    股関節が痛むと、歩くことはもちろん日常生活に支障がでますので大きな問題になるんです。

     

    そして、股関節が痛むけど、再手術はしたくないという葛藤で精神的にも影響で出てきます。

     

    以前に、私が担当した方もそのような状況に本当に困っていました。

     

    かなり痛みが強く、足を引きずって歩く状態でした。

     

    人工股関節の動きがとても悪く、関節が正しい位置にない状態だったのは明らかです。

     

    股関節部に15cmくらいの手術のあとがあり、大変な手術だったことを物語っていました。

     

    前回お話したように、股関節は骨盤と大腿骨の関節ですので、骨盤の影響が非常に大きい関節です。

     

    骨盤の状態を確認したところ、骨盤の状態も非常に悪いものでした。

     

    足を引きずって歩くと、骨盤に悪い影響を与えますので、それも関係したでしょう。

     

    こうなると、悪い循環にはまってしまいます。

     

    股関節が痛いので、足をかばって歩きます。

    足をかばうと骨盤が悪くなります。

    骨盤が悪くなると、さらに股関節の痛みが強くなります。

    股関節の痛みが強くなると、さらに足を引きずって歩くようになります。

    そうなると、さらに骨盤が・・・。

     

    というように、正に悪循環にはまっていました。

     

    そこで、まず骨盤を正常に戻しました。

     

    先ほどお話したように、股関節は骨盤の影響を強く受けますので、この時点で人工股関節の痛みは減りました。

     

    そして、痛みの原因の人工股関節に施術をおこない、その時点で可能な限り正常な位置にもっていきます。

     

    痛みがだいぶ緩和されましたので、多少足をかばうものの、かなり普通に歩けるようになったのです。

     

    こうなると、骨盤に影響が出づらくなりますので、股関節の痛みが落ち着いてくるんです。

     

    一刻も早く、良い循環にもっていくことが重要なんですね。

     

    そして、施術を重ねるごとに痛みが改善し、全く痛みのない状態になりました。

     

    股関節の痛みがなくなったことはもちろんのこと、精神的にも落ち込んでいましたので、気持ちがとても楽になったととても喜んでおられました。

     

    このように、人工股関節でも施術で痛みが改善していきます。

     

    手術をしていない股関節はもちろんのこと、人工股関節の不調でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。