駒込 ぎっくり腰(急性腰痛症) 予兆がある?

    こんにちは。

     

    整体院コンフォートプラスの大八木です。

     

    今回は、ぎっくり腰の予兆についてお話をしたいと思います。

     

    急性腰痛症は、ぎっくり腰のことをいいます。

     

    急性という位ですから、急におこる激しい腰痛のことなんです。

     

    ヨーロッパでは、神の一撃といわれる位、腰に激しい痛みがおこるんですね。

     

    経験された方は、おわかりになると思います。

     

    ところが、全く腰に異常のない人が突然ぎっくり腰になるケースよりも、元々腰の弱い人が何らかの

     

    ささいなきっかけで、ぎっくり腰になるケースの方が多いんです。

     

    明らかにぎっくり腰で来院された方でも、これといった原因が思い当たらないため、ぎっくり腰では

     

    ないとおっしゃる方もいます。

     

    くしゃみをしたら激しい腰痛になったとか、物を拾おうとして少しかがんだだけで強い腰痛になった

     

    という具合です。

     

    これも、急性腰痛症のひとつなんです。

     

    普通、くしゃみをしただけでは激しい腰痛になりませんよね。

     

    なぜ、くしゃみをしただけで激しい腰痛になってしまうのでしょうか?

     

    くしゃみをする前にすでに、激しい腰痛がおこる素地があったからなんです。

     

    どういうことでしょうか?

     

    ぎっくり腰の原因はいくつかありますが、最も多いのが骨盤にある関節の大きなずれなんです。

     

    骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という人体で一番大きな関節が大きくずれることによっ

     

    て、動けない位激しい腰痛になってしまうのです。

     

    仙腸関節は、最近テレビや本でも見かけるのでご存知の方もいるのではないでしょうか。

     

    この仙腸関節が1mmずれると、立ったり歩くこともままらなくなるほどの腰痛になるといわれていま

     

    す。

     

    それほど重要な関節なんですね。

     

    では、ぎっくり腰になる素地とはどういうことなのでしょうか?

     

    普段の生活の中で、姿勢が悪かったり腰に負担の大きい仕事やスポーツをしていると、徐々に先ほど

     

    仙腸関節がずれていきます。

     

    そのように仙腸関節のずれが進行して、ぎっくり腰になる一歩手前まできた状態がささいなことでぎ

     

    っくり腰になってしまう状態なんです。

     

    この状態ですと、くしゃみなどのそれほど大きくない力がかかっただけで激しい腰痛になってしまう

     

    のです。

     

    個人差はありますが、仙腸関節がある程度ずれても痛み感じないことが関係しています。

     

    ところが、腰痛はなくてもぎっくり腰になる予兆はある場合が多いんです。

     

    ぎっくり腰になる前の、よくある症状はこのようなものです。

     

     

    1、腰が伸びなくなった。

     

    2、靴下がはきづらくなった。

     

    3、足の爪が切りづらくなった。

     

    4、長い時間座っていると、立った時に腰がなかなか伸びない。

     

    5、ふくらはぎがつる。

     

    6、つちふまずが痛くなった。

     

    7、アキレス腱に痛みが出るようになった。

     

    8、足の指がつるようになった。

     

     

    心当たりはありませんか?

     

    このうち、2つ以上当てはまると危険信号です。

     

    3つ以上当てはまる方は、かなり危険ですね。

     

    このタイプの仙腸関節のずれは、歩行によって少しずつ元に戻ります。

     

    当てはまる方は、腰に負担の少ない生活を送って頂き、積極的に歩いて骨盤の状態を安定させる必要

     

    があります。

     

    骨盤をはじめ、ずれた関節は摩擦によって大きな熱が発生しやすくなります。

     

    その熱を除去するために、アイシングをすると関節の不調に効果的があります。

     

    その際に、冷湿布やアイスノンではなく、ビニール袋に氷を入れたものを腰に当ててください。

     

     

    1、腰に負担のかからない生活を送る。

     

    2、歩行。

     

    3、腰のアイシング。

     

     

    この3つを励行することで、ぎっくり腰になる確率は下がります。

     

    それでも、効果のない場合は骨盤の施術が必要となります。

     

    その際は、ぎっくり腰の整復をはじめ骨盤を矯正する施術を専門にしておりますので、ぜひ当院にご

     

    相談ください。