こんにちは。
今回は、腰痛になる前ぶれについてお話をしたいと思います。
腰痛歴の長い方は、腰痛の前ぶれがわかっている方も多いと思います。
腰痛の前ぶれには、このようなものがあります。
1、腰が伸びない。
これは多く見受けられます。
座った後に立つと腰が曲がって、伸びないというケースです。
また姿勢を良くしようとしても、腰が曲がって伸びない状態です。
2、靴下がはきづらい。
これも多いです。
靴下がはける内はいいですが、はけなくなると困りますよね。
3、足の指の爪が切れない。
自分で足の爪が切れないと他の人に頼むしかなくなります。
4、こむら返りがおこる。
これも、多いです。
特に、寝ている時におこるとつらいですね。
いったん足がつると、なかなか治まらないのでとても痛いです。
5、トイレが近くなる。
これは、骨盤が歪むことによって膀胱が他の臓器に圧迫されて、膀胱の容積が減少する事によっておこります。
骨盤に負担が来ていますので、腰痛がおこっても不思議ではありません。
6、便秘・下痢になる。
これも、骨盤が歪むことによって、腸のぜんどう運動が十分にできなくなる事によっておこります。
7、疲れやすい。
骨盤や腰椎(ようつい)に異常があると、骨格で体を支持する力が弱くなります。
そこで、筋肉を緊張させて骨格の補助をする為に、常に筋肉に力が入りますので、疲れやすくなるんです。
8、階段がつらくなる。
これも、多いです。
階段の昇降時に骨盤に負担がかかりますので、つらくなります。
9、股関節に違和感がでる。
股関節は骨盤にある関節です。
骨盤がゆがむと、股関節の位置が変りますので股関節に違和感がでるんですね。
10、アキレス腱が痛くなる。
これは、骨盤が前に傾く事によっておこります。
骨盤が前に傾くと、足の後ろの筋肉にテンションがかかります。
そのテンションがアキレス腱を引っぱる事によって、アキレス腱に痛みが出るんです。
これらの前触れは、腰痛になってもおこりますが、腰が痛くない時におこる事もあります。
腰痛の前触れですので、腰痛になる危険があるんですね。
そのため、早めの処置が重要となります。
腰が痛くなってからではなく、腰痛の予防がとても重要なんです。
腰痛の危険信号を感じたら、早めの対策をしてください。
当院では、腰痛の予防にも力を入れています。