こんにちは。
今回は、腰痛の予防についてお話をしたいと思います。
腰は起床時、昼、夕方、夜のいつ一番痛みますか？
起床時に一番腰が痛い方は、確実に腰に異常がある場合が多くなります。
睡眠中に最も体の関節がゆるむので、起床時に腰が痛い場合は元々悪い腰がさらに関節がゆるむ事に
よって痛みが強くなるんですね。
夜と朝では、身長がかわります。
朝の方が、数センチ高くなります。
それは、関節がゆるむ事によっておこる関節の隙間のせいなんです。
日中は、重力によって関節がつまりますので、身長が低くなるんですね。
昼から夜にかけて腰が痛む方は、日中の姿勢や作業、家事によって腰に負担がかかって痛くなってい
る場合がよくあります。
オフィスで働いている方に、腰痛の方は多いです。
なぜでしょうか？
それは長時間座っているという事が、腰に負担がかかるからなんですね。
特に姿勢が悪いとなおさら腰に大きな負担がかかります。
デスクワークをしていて、だんだんと腰が痛くなる方は座っている姿勢が悪い事が多いんです。
その不良姿勢によって、腰痛がおこるんです。
では、どのような姿勢が腰に負担がかかるのでしょうか？
最も良くないのが、腰を丸めて座る姿勢です。
楽な姿勢なのですが、腰の関節にとってはとても負担が大きいのです。
さらに足を組むと、腰の負担は増大してしまいます。
では、座っている時に最も腰に負担がかからない姿勢はどのようなものでしょうか？
直角がポイントです。
足首を直角、膝を直角、腰を直角にする姿勢が最も腰に負担がかかりません。
膝の間は、握りこぶし1個から2個分開けるとよいですね。
また、腰のウエスト部に、小さめのクッションなどを挟んで腰が丸くならないようにする方法も腰の
負担を軽減してくれます。
できる限りで結構ですが、パソコンの高さを上げると腰の負担が軽減されます。
ぜひ、腰に負担のかからない姿勢を、工夫してみてください。
車の運転をお仕事にされている方も、運転中の姿勢が重要になります。
運転しているとだんだんと腰が痛くなる場合は、運転の姿勢を工夫すると腰痛の防止になります。
やはり腰を直角に保つ事が大事ですので、腰とシートの間に小さめのクッションなどを入れてみてく
ださい。
家事も、腰にとても負担がかかるんですね。
家事をすると、腰が痛くなる場合は家事のやり方を工夫すると腰が痛くなりづらくなります。
１、なるべく中腰にならない。
２、腰をなるべくひねらない。
３、床に近い作業をする時は、膝をつく。
４、買い物をした後に、荷物をもって長い時間歩かない。
５、長い時間、子供をだっこをしない。
このようなことに気をつけるだけで、腰痛の予防になるんです。
家事の中で、掃除機をかける動作が特に腰に負担がかかります。
どのようにすれば良いのでしょうか？
腰を伸ばして、掃除機をかけるといいんです。
掃除のお仕事をされている方で、ベテランの方は腰を伸ばした状態で掃除機をかけるそうです。
長年の経験から、中腰で掃除機をかけると腰にとても負担がかかるという事を知っているそうです。
ぜひ、家事のやり方を工夫してみてください。
それでも、腰が痛くなる方は腰の施術を受ける必要があります。
当院では、正確に骨盤、股関節の状態を把握して、腰痛の原因に対してしっかりと施術を行っていき
ます。
腰痛でお悩みの方は、骨盤矯正と関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。