こんにちは。
今回は、腰痛と足首の捻挫の関係についてお話をしたいと思います。
慢性腰痛にお悩みの方で、以前に足首の捻挫や骨折をされた方はいませんか?
その慢性腰痛は、捻挫や骨折が原因かもしれません。
しかも、長い期間に渡って足首の捻挫の影響が残る場合が少なくないのです。
例えば、先日来院された20代の方は、5歳の時に強く捻挫したときにおこった足首の関節のずれがあ
りました。
施術で正常に戻りましたが、施術をしなければこの関節のずれはずっと残りますので施術ができて本
当に良かったです。
このような足首の関節のずれがあると、腰痛の原因になってしまうのです。
なぜ、足首に異常があると腰に影響がでるのでしょうか?
それは、骨盤のバランスが崩れるからなんですね。
足に異常があると、自覚をしていなくても体はその異常を察知して悪い方の足をかばいます。
かばう事によって、腰のバランスが崩れて骨盤がゆがんでしまうのです。
では、なぜ足首の捻挫や骨折の異常が残ってしまうのでしょうか?
それは、捻挫や骨折がなおっても、足首の関節のずれが残ってしまうからなんですね。
足首の捻挫や骨折は、足首の関節の可動域の限界を超えて強く捻る事によっておこります。
ということは、足首の関節が外れないと関節の可動域の限界を超えませんので、捻挫はいったん関節
が大きく外れる事によっておこります。
その関節が外れた時に、じん帯や筋肉を痛めてしまうのです。
外れた関節は元に戻りますが、完全な状態に元に戻る事はありません。
関節のずれが、残ってしまうのです。
この関節のずれが、足首の異常となって腰痛の原因になる場合があるんですね。
足首のずれは、どうすればわかるのでしょうか?
簡単な方法があります。
左右の足首を、伸ばしてみてください。
この時に、左右で動きに差がある場合は、動きの悪い方の足首の関節がずれています。
今度は、足首を曲げます。
同様に、動きの悪い方の足首の関節がずれているんですね。
このように可動域制限がある場合は、足首の関節がずれている可能性が高くなります。
そのため、しっかりと足首の関節のずれをなおす必要があります。
残念ながら、足首の関節のずれを施術以外で戻す方法がありません。
当院では、足首の関節のずれを初め足首の関節の異常をしっかりと施術により正常にしていきます。
足首に異常のある方は腰痛の悪化・防止のためにも、ぜひ当院にご相談ください。