こんにちは。
今回は、かかとの痛みと骨盤の関係についてお話をしたいと思います。
かかとの後側に、痛みが出る事があります。
この部分は、アキレス腱がつながっているところです。
この部分の痛みは、しつこくてなかなかなおりません。
なぜでしょうか？
原因がかかとではないことが、少なくないからなのです。
では、痛みの原因は何でしょうか？
この痛みの原因は、骨盤のずれなんです。
どうして、骨盤のずれがかかとの痛みをおこすのか疑問に思いませんか？
骨盤につながっている足の後ろ側の筋肉が、作用するからなんです。
どういう事でしょうか。
骨盤にある関節（仙腸関節：せんちょうかんせつ）が前方向にずれると、坐骨というおしりのでっぱ
った骨が上方にずれるんです。
この坐骨には、太ももの後ろの筋肉であるハムストリングスがつながっています。
坐骨が上方にずれると、このハムストリングスが引っ張られてテンションがかかるんです。
ハムストリングスにテンションがかかると、その下の下腿三頭筋が引っ張られてテンションがかかり
ます。
下腿三頭筋はアキレス腱となって、かかとの骨につながっています。
最終的に、アキレス腱がかかとの骨を引っぱる力が働きますので、かかとが痛くなるんですね。
かかとに痛みがあるからといって、かかとに処置を施しても痛みがおさまらないのは、かかとの痛み
の根本的な原因が骨盤にあるからなんです。
そのため、かかとの痛みを根本的になおすには、骨盤の矯正をおこなう事が必要なんです。
しつこいかかとの痛みにお悩みの方は、骨盤の矯正を専門にしている当院に、ぜひご相談ください。