こんにちは。
今回は、腰痛とストレッチについてお話をしたいと思います。
軽い腰痛や、腰痛の予防にはどこの筋肉を伸ばせば良いのでしょうか。
強い腰痛の時は?
と思われる方もいるかもしれません。
強い腰痛の時は、ストレッチは禁物です。
強い腰痛の時は、安静が一番なのです。
ストレッチをすると、余計に悪化する可能性があるので禁物なんですね。
この場合は、安静にして腰を氷で冷却するのが効果的です。
あくまでストレッチは、腰痛の予防と考えるといいです。
まず、左右の腰で悪い方を確認します。
立って、前屈をします。
その際に膝が曲がらないように、しっかり伸ばしてください。
前屈ができない位腰の調子の悪い方は、ストレッチはせず安静にした方がいいです。
前屈をすると、ふくらはぎか膝の裏か太ももの裏側、またはおしりに張り感を感じると思います。
張り感を感じるのは、骨盤がずれる事によって筋肉にテンションがかかっているからなんです。
そのため、張り感のある側の骨盤がずれている可能性が高くなります。
張り感の部位によって、腰痛の原因が古いか新しいかがわかります。
体の中心に近い部位が張る程、腰痛歴が長い傾向があります。
ふくらはぎが張る方は比較的新しく、おしりが張る方は長く腰痛に悩んでいるのではないでしょう
か。
足の裏側の筋肉を伸ばすと、腰痛に効果があります。
つっぱり感の強い方の足を重点的に行うと、効果があります。
前屈で、あまり体が曲がらないような体のかたい方は、タオルを使ってください。
仰向けになって、両手でタオルをつかみ、土踏まずに引っかけます。
そして、タオルを引っぱると足の裏側の筋肉が伸びます。
限界まできたら、足首を曲げてさらに筋肉を伸ばします。
結構きついですよね。
この状態で20秒~30秒間保ってください。
これを数回繰り返します。
体が柔らかい方は、タオルと使わずに片手で足首、もう一方の手で膝の裏側をもって引いてくださ
い。
同様に限界まできたら、足首を曲げて20秒~30秒間保ってください。
これを数回繰り返します。
ストレッチは、通常関節に負担がかからないように筋肉や筋膜を伸ばしますが、このストレッチは筋
肉を伸ばす事によって、関節(仙腸関節:せんちょうかんせつ)のずれを元に戻す効果があります。
このストレッチは、以下の症状のある方に効果的です。
1、腰が伸びない。
2、靴下がはきづらい。
3、足の爪がきりづらい。
4、階段や坂道の下りで痛みが出る。
5、こむらがえりが辛い。
6、足の裏がつる。
7、かかとの後ろ側が痛い。
8、アキレス腱に痛みがある。
なお、痛み等の異常を感じた場合は、すぐに中止してください。
ぜひ、3週間位続けて頂ければと思います。
3週間で効果が感じられない方は、かなり腰が悪い方です。
骨盤の状態を確認した上で、骨盤矯正をする事をお勧めします。