
こんにちは。
今回は、健康体操と腰痛についてお話をしたいと思います。
腰痛を健康体操によって改善しているという方は少なくないと思います。
体操で腰痛が改善するといいですよね。
関節は動かさないと調子が悪くなるので、体操は正常な関節にはとても良い運動です。
一方で、体操をして腰痛が悪化してしまったという方もいます。
その場合は、その体操は腰に負担が大きいかもしれません。
また、体操をする前は何でもなかったのに、体操をすると腰が痛くなるという方も同様に腰の負担が大きい可能性があります。
その場合は、体操をお休みしてみるといいですね。
では、体操のかわりに何をすればよいのでしょうか?
体を動かさないと関節は調子が悪くないますので、軽めのウォーキングがおすすめです。
なぜならば、ウォーキングは健康への効果が高く、その上腰痛が悪化するリスクが低いのでおすすめなんです。
なぜ、健康体操で腰痛が改善される方と悪化する方がいるのでしょうか?
腰痛の程度や腰痛の原因が違うからなんです。
関節は動かさないと調子が悪くなりますので、長い時間座るお仕事などは腰にとても負担がかかります。
その腰への負担が腰痛を引き起こします。
そのような場合は、体を動かす事で調子が良くなりますので、体操で腰痛が改善するんですね。
また、筋疲労など筋肉が原因でおこる腰痛にも体操は効果があります。
体を動かす事によって、血行が良くなりますので疲労が解消されやすくなるからです。
では、どのような腰痛が体操をすると悪化するのでしょうか?
骨盤の関節に異常がある場合は、体操をする事によって関節に負担がかかりますのでさらに悪化します。
骨盤には仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)で構成される仙腸関節(せんちょうかんせつ)という人体で一番大きな関節があります。
この関節がずれる事によっておこる腰痛は、体操によって悪化する腰痛です。
また、腰椎(ようつい)という背骨の腰の部分に異常がある場合も同様です。
この場合は、特に体を捻る動作で悪化します。
体を捻る事によって、腰椎のずれが大きくなるので腰痛が悪化するんですね。
腰の下の方が痛い場合は、股関節の異常が原因という場合があります。
この場合は、開脚やジャンプ等で股関節に負担がかかると症状が悪化します。
健康増進の為の体操は、健康な人がより健康になる為に行う体操です。
そのため、腰痛等で体に不調のある方は注意が必要なんです。
体操で腰痛が悪化する場合は体操を一時お休みして、腰の状態が良くなってから再開するといいですね。