こんにちは。
今回は、平な所でつまづいてしまう原因についてお話をしたいと思います。
歩いていて、段差のない平な所でつまづいた経験はありませんか?
つまづいて、後を振り返っても何もつまづくような障害物がないという場合です。
私が中学生の頃のお話ですが、体育館でよくつまづく生徒がいました。
体育館は板張りなので、全く段差がありません。
当時、なぜ平な所で彼がつまづくのかが不思議でした。
その話をクラスですると、彼以外にも数人の生徒が平な所でつまづくという話をしていました。
その時は、平な所でつまづく人は結構いるんだなと思いました。
なぜ、平な所でつまづいてしまうのでしょうか?
足首がうまく曲がっていないからなんです。
歩く時に、一歩踏み出して次に後足を前にだしますよね。
この時に、後足のつま先が床につかないように無意識に足首を曲げて後足を前にだします。
この時に、十分に足首が曲がらないと、つま先が床にひっかかってしまってつまづいてしまうのです。
ではなぜ、足首が曲がらないのでしょうか?
実は、腰盤の関節が関係しているんです。
骨盤の関節で仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節があります。
聞いた事はありませんか?
腰痛の原因として注目されている関節ですので、名前を聞いた事があるかもしれません。
この仙腸関節がずれると、足首を曲げる力が落ちてしまいます。
そうすると、後足のつま先が床にひっかかってつまづくんですね。
高齢の方は筋力の問題や体のバランスの問題もありますので、骨盤の関節以外にもつまづく原因があると思います。
先ほどの中学生をはじめ、高齢ではないのに平な所でつまづく場合は、骨盤の関節の影響が多いんです。
という事は、骨盤の関節を正常にすると平らな所でつまづかなくなるのでしょうか?
その通りなんです。
骨盤の関節を正常にするとつまづかなくなるんです。
つまづいて転倒すると、思わぬケガや事故の元になります。
転倒した際に骨折してしまう方は少なくありません。
平な所でつまづく方は、ケガの防止の為にも骨盤の関節を確認するといいと思います。
当院では、骨盤の重要な関節の施術を専門に行っています。
ぜひ、つまづきやすい方は当院にご相談ください。