こんにちは。
今回は、腰痛をおこしている原因の見つけ方についてお話をしたいと思います。
腰が痛くなるのには、必ず原因があります。
腰が痛くなかったのに痛くなったり、腰の痛みが強くなるのには腰に負担のかかる何か原因が必ずあるんですね。
ところが、腰の痛みを悪化させている原因はわかりづらいんです。
なぜかというと、日常生活では腰に負担のかかる状況が多いからなんです。
普段、当たり前に行っている姿勢や行動が実は腰に大きな負担がかかっている場合があるんですね。
その腰痛を悪化させている原因を見つけない事には腰痛と縁を切る事はできません。
簡単な方法があるんです。
どのような方法でしょうか?
腰が痛くなったり腰痛が悪化した場合に、その直前の姿勢や行動がどうだったかを思い出すという方法です。
というのも、その姿勢や行動によって腰に負担がかかって腰痛になったり腰痛が悪化した可能性が高いからなんです。
例えば、こういうケースがありました。
腰痛の方に、腰痛が悪化した直前の状況を尋ねたところ、テレビを見ると腰が痛くなったそうです。
何か腰に負担のかかる姿勢だったのでしょうか?
そこで、どのような姿勢でテレビを見ていたかを尋ねました。
食卓でテレビを見るそうなのですが、テレビの場所が正面ではなくて斜め前方にあるとの事でした。
それで、テレビを見るときに体を捻って見ているそうです。
この体の捻りが腰に負担がかかっていたのです。
ご本人は、あまりに日常的な事でしたので、まさかテレビを見ている姿勢が腰痛を悪化させているとは気が付きませんでした。
そこで、正面を向いてテレビを見るようにしたところ、腰は良い状態を保てるようになりました。
このように、当たり前すぎて腰に負担がかかるとは思わないような事が腰痛の原因になる事が少なくありません。
その腰痛の原因を改善しないと腰痛も改善しないんですね。
腰が痛くなったり、腰の痛みが悪化した直前の姿勢や行動を思い出して、まさかこんな事がというような事でも試しに変えてみてください。
その姿勢や行動が腰に大きな負担となっているかもしれません。