こんにちは。
今回は、首の張り感と頭痛の関係についてお話をしたいと思います。
首が張っていませんか?
首に張り感があるのは、頚椎(けいつい)という首の骨がずれているからなんです。
頚椎がずれる事によって、首の筋肉にテンションがかかるので、それが張り感として感じるんです。
実はこの首の張り感は、頭痛の前ぶれでもあるんです。
首が張ってきたら頭痛がおこってきたという経験はありませんか?
なぜ、首が張ると頭痛がおこるのでしょうか?
それは、首の張りが頚椎のずれからおこりますが、頭痛も頚椎のずれが原因でおこるからなんです。
なぜ、頚椎がずれると頭痛がおこるのでしょうか?
頚椎は第1頚椎から第7頚椎まで、7つの骨で構成されています。
その内、第1頚椎から第6頚椎までは頚椎に穴があいています。
その穴には、血管が通っています。
脳にいく椎骨動脈(ついこつどうみゃく)という重要な血管が通っているんです。
頚椎がずれると、穴の位置がかわってしまいますので穴の位置が相互にずれてしまいます。
そうすると、その穴を通っている椎骨動脈が圧迫されてしまうんです。
動脈が圧迫されますので、脳にいく血流に異常がおこってしまいます。
血流異常によって、頭の血管に炎症がおこると、頭痛となってしまうのです。
このように頚椎がずれると首に張り感がでて、さらに頚椎がずれると頭痛となる場合があるんですね。
首に張り感を感じたら、首に負担のかかる姿勢に注意をする必要があります。
1、スマホ
2、パソコン
3、読書
4、勉強
5、首のマッサージ
6、首のストレッチ
スマホ、パソコン、勉強、読書など頭を前に倒す姿勢は、頚椎にかかる負担が少なくありません。
さらに頚椎がずれて、頭痛がおこる可能性があります。
首のマッサージやストレッチも、頚椎をさらにずらす可能性があります。
首が張っているからと、むやみに揉むと頚椎がずれてしまう事があります。
動きの大きい関節ほどずれやすいので、頚椎はずれやすい関節なんです。
では、首に張りを感じたらどうすればよいのでしょうか?
1、歩く
2、アイシング
歩くと、歩く振動によって、ずれた頚椎が元に戻る力が働きます。
大きくずれた場合は難しいですが、多少であれば効果が期待できます。
またアイシングによって、首の関節を冷やすと、関節包という組織が冷える事によって縮まります。
関節包が縮まると、中のずれた頚椎がそれによって元に戻る効果があります。
長めに(30分~60分間)歩いた後にアイシングすると効果的です。
ぜひ、試してみてください。
