駒込 腰痛予防 腰痛になりにくい座り方は腰を立てる!? 

    こんにちは。

     

    今回は、腰痛になりにくい座り方についてお話をしたいと思います。

     

    腰痛は予防がとても重要です。

     

    腰痛になってから対処をされる方は少なくないと思いますが、それよりもはるかに腰痛にならないための予防が大切なんです。

     

    糖尿病などの生活習慣病を、食生活や運動で予防するのと同様なんですね。

     

    腰痛の予防として、座っている時の姿勢がとても重要になります。

     

    1日の中で座っている時間は少なくないと思いますが、座っている姿勢が腰にとても影響があるんですね。

     

    どのように気をつければよいのでしょうか?

     

    1、腰を立てて座る。

     

    2、座っている時に体を傾けない。

     

    3、座っている時に体をひねらない。

     

    腰痛にならない座り方には、このようなポイントがあります。

     

    腰を立てる事は、とても腰に対して大事なんです。

     

    なぜ、腰を立てる事は大事なんでしょうか?

     

    腰がまるくなると、尾骨(尾てい骨)が座面についてしまいます。

     

    そうすると、座面についた尾骨が支点になって、骨盤の関節をずらしてしまうのです。

     

    この骨盤の関節は仙腸関節(せんちょうかんせつ)といって最も腰痛の原因になる関節なんですね。

     

    ですので、尾骨が座面につかないように腰を立てて座る事が大事なんです。

     

    また、背骨はまっすぐではなくて、S字を描いて曲がっています。

     

    S字を描く事によって、バネのように体にかかる衝撃を緩和しているのです。

     

    首の部分で前に曲がって、胸の部分で後に曲がり、再び腰の部分で前に曲がっています。

     

    生理的湾曲といって、この状態が正常なんですが、腰がまるくなるとこの生理的湾曲が崩れてしまいます。

     

    腰の背骨の部分がまっすぐになる事で腰痛の原因になってしまうのです。

     

    ストレートネックが問題視されていますが、これは首の背骨がまっすぐになってしまうものです。

     

    また、体を傾けて座る事も腰痛の原因になります。

     

    事務作業やパソコン業務を行う時は、前にかがみますよね。

     

    実はこの姿勢が腰に大きな負担となってしまいます。

     

    なるべく、前にかがまないように体をおこして作業をおこなう事が大事なんですね。

     

    また、ひじ掛けに手をのせて座る事もあると思います。

     

    この時に体が横に傾くと、これも腰に負担がかかります。

     

    特に車で、横に傾むいて運転している方は、姿勢をまっすぐにして運転する事が腰痛の予防になります。

     

    そして、腰はひねる事でも負担がかかります。

     

    腰をひねって座っている方はいませんか?

     

    特にダイニングなどで、テレビが正面にない場合は体をひねってテレビをみると思います。

     

    このひねった姿勢は腰に負担がかかります。

     

    ぜひ、テレビをみる時は正面からみるようにしてください。

     

    このように座り方を変えると腰への負担が軽くなります。

     

    腰痛の予防に重要なんですね。

     

    理想的な座り方は、直角がキーワードになります。

     

    足首が直角、膝も直角、腰も直角という姿勢が腰の負担が最も少ないんです。

     

    膝の間はこぶし1つか2つ位あけるといいですね。

     

    腰痛の予防の為に、ぜひ実践してください。

     

     

    腰をまるめて座ると、骨盤が後ろに傾き、腰椎(背骨の腰の部分)がまっすぐになって腰痛の原因になります。
    腰をまるめて座ると、骨盤が後ろに傾き、腰椎(背骨の腰の部分)がまっすぐになって腰痛の原因になります。