駒込 首の可動域制限・頭痛 40代男性 首が回らない原因は?

    こんにちは。

     

    今回は、首が回らない原因についてお話をしたいと思います。

     

    首が回らないと、生活の中で不便ですよね。

     

    自転車や車の運転で曲がる時に首が回らないと、振り返る事ができないので不便です。

     

    歩いている時でしたら体ごと振る変える事ができるので、それ程は負担がないのではないでしょうか。

     

    なぜ、首が回らなくなるのでしょうか?

     

    首の関節に問題があるからなんです。

     

    頚椎という首の骨がずれているからなんですね。

     

    年配の方ですと、首の関節が硬化してしまって十分に回らないという事がありますが、中高年の方位まででしたら、ほとんどが首の関節のずれが原因で首が回らなくなります。

     

     

    先日、来院された40代の男性は首が右に回らなくなってしまって、とくに自転車に乗る時に困っていました。

     

    首の可動域の検査をすると、右に10度位しか回りません。

     

    首は正常ですと、90度回ります。

     

    女性ですと、100度位回る方もいます。

     

    10度しか回らないという事はマイナス80度ですから、可動域制限がとても大きいですね。

     

    ほとんど右に首が回りませんので、自転車で右に曲がる時は大変だと思います。

     

    首の可動域の検査の次に、首の関節の状態を確認していきます。

     

    首を触診をしていくと、第1頚椎が大きくずれている事がわかりました。

     

    第1頚椎が右やや後方にずれていましたので、首が右に回らなかったのです。

     

    また第1頚椎がずれると、脳にいく動脈を圧迫してしまい頭痛の原因になります。

     

    問診時に、頭痛がよくあるという事を伺っていたので、症状と触診での状態が一致しました。

     

    第1頚椎のずれが原因で、首の右の可動域制限と頭痛がでていたのです。

     

    その他に、左の首と胸の境目である頚胸椎移行部の関節と、左の腰の関節に異常がありました。

     

    これらの異常も、第1頚椎に影響を与えますので、先に施術を行う必要があります。

     

    まず、腰の関節を施術し、次に頚胸椎移行部の関節を正常に戻します。

     

    その状態で、第1頚椎を施術していきます。

     

    施術が終わり、再び首の可動域を確認します。

     

    首は回るようになったのでしょうか?

     

    その男性の場合は、施術後すぐに首が右に90度回るようになりました。

     

    施術後すぐの首の可動域の改善には個人差がありますが、この男性のように頚椎を正常にするとかなり改善します。

     

    その後の経過で、首の可動域の改善と共に頭痛も消失しました。

     

     

    このように首が回らない方は、首の関節がずれている可能性があります。

     

    ぜひ、当院にご相談ください。