こんにちは。
今回は、膝が伸びない原因についてお話をしたいと思います。
膝がまっすぐに伸びなくなったと、感じる事はありませんか?
膝が伸びなくなると、仰向けになった時に、膝の裏と寝具の間に空間ができます。
立ったり歩いたりする時にも、膝が伸びないと感じると思います。
なぜ、膝をケガしたわけでもないのに膝が伸びなくなるのでしょうか?
膝に原因がないからなんですね。
腰や股関節、足首の関節の異常が原因で、膝はまっすぐに伸びなくなってしまいます。
腰が悪くなってから、膝が伸びなくなる方は少なくありません。
腰には人体で一番大きな関節があります。
仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節で、この関節がずれると膝の関節が伸びなくなってしまうのです。
膝がまっすぐに伸びない方も、この仙腸関節のずれが正常になると膝が伸びていきます。
仰向けに寝た時に、ベッドと膝の間が狭くなっていきますので膝が伸びてきた事がよくわかります。
また、股関節に異常があっても膝がまっすぐに伸びなくなってしまいます。
股関節に異常があると、足全体に影響がでます。
足全体が、外側を向いたり内側を向いてしまいます。
その影響で膝の関節がひねられる事によって、膝が伸びなくなってしまいます。
そして、足首の関節の異常も膝に影響をおよぼします。
強く捻挫をした後に足首に異常が残ると、膝の関節に負担がかかります。
そうすると、膝がまっすぐに伸びなくなってしまいます。
また、足首の関節に異常があると、腰や股関節にも影響がでるんです。
腰や股関節が悪くなると、先程お話したように膝の関節に負担がかかりますので、膝が伸びなくなる原因になります。
このように、膝に原因がないにも関わらず膝がまっすぐに伸びなくなる原因は、膝ではなく腰や股関節、足首の関節の異常という事が多いんですね。
とくに、膝の治療や施術、リハビリを行っても膝が伸びない場合は、膝以外に原因があるからなんです。
腰や股関節、足首の状態を確認して異常があれば施術を行う必要があります。
膝の具合の悪い方は、ぜひ当院にご相談ください。