こんにちは。
今回は、足の指の痛みについてお話をしたいと思います。
足の指が痛むと、立ち上がったり歩くのがしんどくなるので日常生活がしんどくなりますよね。
あきらかに痛みの原因が思い当たる場合と、原因が思い当たらないのに痛みがおこる場合がありませんか?。
痛めた覚えもないのに、なぜ痛みがおこるのでしょうか?
足の指の痛みの原因は、このような場合があります。
1、つきゆび
2、足の甲の打撲
3、足首の捻挫
4、腰・股関節・膝
5、くつ
6、歩き方
7、痛風などの疾患
つきゆびや足の甲の打撲、足首の捻挫をした時に足の指に痛みがおこれば、原因はわかりやすいですね。
それに対して、腰・股関節・膝が原因でおこる足の指の痛みや、くつや歩き方でおこる足の指の痛みは原因がわかりずらいです。
原因不明の足の指の痛みは、このような原因が考えられます。
足の指を角にぶつけたりすると、つきゆびになります。
ぶつけてすぐは、かなり痛みが強いですよね。
打撲であれば、痛みはひいていきます。
ところが、その後、指の痛みがひかない場合は、指の関節がずれている可能性が高いです。
ぶつけた衝撃で関節がずれてしまい、戻らずにずれたままですと痛みが残ってしまいます。
この場合、痛みのある指の関節の部分を触ると痛みが強くなります。
また、関節がずれますので指の動きが悪くなります。
つきゆびをした後に、痛みが残って指の動きが悪くなった場合は、ずれた関節を元に戻す必要があります。
足の甲をぶつけたり、誤って物を足の甲に落とすなどで、打撲すると足の甲の関節がずれます。
この場合、足の甲の痛みはかなり強くなります。
その痛みをかばって足のつき方がおかしくなると、足の指に痛みがおこる事があります。
そして、足の甲の痛みが引いても、指の痛みが残ってしまう場合もあります。
また、足首を捻挫すると、足首が亜脱臼状態になる事がよくあります。
というのも、捻挫は関節の可動域の限界をこえてひねられる事によっておこりますので、限界をこえるという事は、骨が外れるという事でもあるんです。
いったん外れた骨が、筋肉や靱帯(じんたい)によって再び関節に戻りますが、いったん外れた骨が完全に元に戻る事はほとんどありません。
この不完全に骨が戻った状態が、足首の亜脱臼状態となります。
足首が亜脱臼状態になると、足の指にいく腱(けん)にテンションがかかります。
このテンションによって、足の指に痛みがでる事あるのです。
また、腰痛や股関節痛、膝痛があると、足の指に負担がかかる事があります。
痛みをかばって動きますので、かばっている方の足に負担がかかって足の指に痛みが出ます。
また、股関節・膝に痛みがある場合は関節がずれている可能性があります。
そうなると、足が外を向いたり内を向いたりと向きが変わります。
足の向きが変わると、足の指に大きな負担がかかりますので痛みの原因になってしまいます。
くつや歩き方は、足の指の痛みの原因として少なくありません。
サイズの合わないくつや、指が圧迫されるくつを履いている場合は、注意が必要です。
かばうような歩き方や横ゆれの大きい歩き方、足の外側をつかって歩くような歩き方は指に負担がかかりますので、やはり痛みの原因になります。
膝をまっすぐ前に出して、かかとから足全体を接地させて、つま先でける歩き方が理想です。
ところが、腰や股関節、膝が悪いと、歩き方がおかしくなってしまいます。
気をつけても歩き方がなかなか改善できない場合は、腰・股関節・膝に問題がある可能性があります。
この場合は、腰・股関節・膝をしっかりと正常にする必要があります。
足の指の痛みは、様々な原因がありますので、痛みをおこしている原因を解明する事が重要になります。
なかなかひかない足の指の痛みでお悩みの方は、痛みの原因を特定して痛みを改善・消失させる当院にご相談ください。