こんにちは。
今回は、変形性関節症の炎症と痛みの改善についてお話をしたいと思います。
変形性関節症の関節におこる炎症や痛みは改善できるのでしょうか?
改善は期待できるのです。
例えばこのような例があります。
左の人さし指と中指の第一関節が赤く炎症をおこして、痛みのある60代の女性は痛みの為に生活に支障がでていて困っているという相談を受けました。
その女性の指を確認すると、第一関節が腫れて変形しています。
60代の女性で指の第一関節が変形している場合、ほとんどがヘバーデン結節という指の関節が変形しる疾患です。
その方も、関節が変形しているから炎症と痛みがあると思い、半ばあきらめていました。
確かに、関節が変形すると炎症や痛みがおこりやすくなります。
ところが、ヘバーデン結節のような変形性関節症でも、炎症や痛みのない方は少なくありません。
なぜ、変形性関節症の中で、炎症や痛みのおこる場合とおこらない場合があるのでしょうか?
それは、関節がずれているか、ずれていないかが大きなポイントになります。
関節が変形すると、骨の形状が変わります。
そうすると、関節が不安定になりますので関節がずれやすくなってしまうのです。
こうして関節がずれる事によって、炎症や痛みがおこってしまいます。
変形性関節症でも、関節がずれていない場合は炎症や痛みはおこらない場合がある一方、関節がずれると炎症や痛みがおこってしまうのですね。
その女性の指におこっている炎症と痛みも、関節がずれている事が原因でした。
ずれている関節を整復すると、痛みはほとんどなくりました。
炎症も施術とアイシングによって、早い段階で消失し、指を動かす事が楽になったそうです。
変形性関節症はあっても、関節の状態が良いと症状はおさまるという好例です。
変形性関節症だから、関節が痛むと思っている方は少なくありません。
ところが、ひどく膝や背骨が変形している方でも、全く痛みのない方は大勢います。
反対に、関節が全く変形していないにもかかわらず、膝痛や腰痛で悩んでいる方も大勢います。
変形性関節症は、関節の負担が大きい事は事実ですが、関節を良い状態を保つ事によって症状を抑える事ができるんですね。
変形性関節症でも、症状が改善する事は十分に期待できます。
関節でお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。