駒込 股関節痛・可動域制限 ダンスの先生の股関節が良くならない原因は?

    こんにちは。

     

    今回は、股関節の痛みと股関節の可動域制限についてお話をしたいと思います。

     

    股関節の痛みや可動域制限にお悩みの方は少なくありません。

     

    しかも、なかなかよくならない部位の一つなんです。

     

    なぜ、股関節の異常は、なかなか改善しないのでしょうか?

     

    それは、骨盤の影響を強く受ける関節だからなんですね。

     

    先日股関節の異常で来院された方は、モダンダンスの先生でした。

     

    1年程前から股関節に痛みがあって、股関節の動きが悪くなったそうです。

     

    整形外科や鍼灸、マッサージにいってもいっこうによくならず困っていました。

     

    なかなかよくならない要因として、股関節のみに原因を追究した場合や、関節をみることなく筋肉に対してのみアプローチをした場合が考えられます。

     

    股関節に異常がある場合は、股関節のまわりの筋肉を施術してもその場はよくても根本的に改善する事は期待できません。

     

    鍼灸やマッサージでは、なかなか難しいのではないでしょうか?

     

    また、股関節の異常は股関節だけに注目するのでは十分ではありません。

     

    なぜ、股関節の異常なのに股関節だけでは十分ではないのでしょうか?

     

    股関節は骨盤にある関節だからなんです。

     

    骨盤にあるという事は、骨盤に異常があると股関節に直接影響してしまうからなんです。

     

    ですので、股関節の異常は股関節と骨盤の両方をみていくことが重要なんですね。

     

     

    股関節は寛骨(かんこつ)という骨盤の骨にある関節です。
    股関節は寛骨(かんこつ)という骨盤の骨にある関節です。
    このように骨盤がゆがむと、股関節に異常が生じてしまいます。ですので股関節の異常をみる場合は股関節と骨盤の両方をみる必要があるのです。
    このように骨盤がゆがむと、股関節に異常が生じてしまいます。ですので股関節の異常をみる場合は股関節と骨盤の両方をみる必要があるのです。

     

    モダンダンスの先生は、右の股関節に痛みと可動域制限がありました。

     

    実際に骨盤と股関節を確認すると、右の骨盤が大きくずれているのがわかりました。

     

    右の骨盤が、前方に回転するようにずれていたのです。

     

    その骨盤の異常によって、右の股関節は強く骨盤の影響を受けていました。

     

    まず、骨盤矯正によって骨盤を正常にしていきます。

     

    そして、骨盤が正常になった時点で、再び右の股関節の検査をします

     

    骨盤の整復のみで、右の股関節の可動域制限が80%なくなりました。

     

    そして痛みも大きく改善して、違和感が多少あるという状態になりました。

     

    骨盤の異常によって、股関節に異常があったからなんですね。

     

    骨盤が正常になった事を確認してから、股関節の施術に移ります。

     

    股関節の整復によって、違和感はほとんど消失して、可動域制限も90%程に回復しました。

     

    その後の数回の施術で、可動域制限も消失しました。

     

    モダンダンスの先生は、股関節の痛みがなくなった事よりも動きが良くなった事を喜ばれていました。

     

    股関節の動きが悪いと、演技に支障がでるからとおっしゃっていました。

     

    さすがですね。

     

    股関節の痛みと可動域制限がなくなって本当に良かったです。

     

    このように、股関節の異常は、股関節と共に骨盤を確認し整復する事が重要となります。

     

    股関節でお悩みの方は、骨盤矯正・関節の整復を専門にしている当院に、ぜひご相談ください。