こんにちは。
今回は、首の痛みについてお話をしたいと思います。
頭を後ろに倒すと、首が痛む事があります。
何が原因で、頭を後ろに倒すと首が痛むのでしょうか？
首の関節がずれる事が原因なんです。
首の関節がずれると、関節の接合が悪くなりますので、頭を動かしたときに関節に痛みがでてしまいます。
また、関節がずれた状態で首を動かすと、関節のずれがさらに大きくなる可能性があります。
そこで痛みをおこす事によって、首の動きを制限して関節のずれが拡大しないようにしているのです。
関節の痛みは、このように関節を動かすとさらに症状が悪化する場合に、動きを制限するという意味があるんですね。
では、なぜ首の関節がずれてしまうのでしょうか？
多くは、不良姿勢が原因です。
下を向く姿勢が長くなると、首の関節に大きな負担がかかります。
このような負担によって、首の関節がずれてしまうんですね。
長い時間下を向く姿勢は、生活の中で多いですよね。
例えば、パソコンやスマホ、読書などは、首の関節がずれる原因となります。
この場合、姿勢を変えるだけで、首の関節の負担が軽くなります。
パソコン作業では、モニターを上げてなるべく正面を向くように作業ができると首の関節の負担が軽くなります。
スマホや本は、手を上げてスマホや本が顔の正前にくるように持ち上げると、首の負担がかなり軽減されます。
その時に、反対側の手を体につけて、土台とします。
そして、その上にスマホや本を持っている腕の肘をのせると、楽に首に負担のかからない姿勢がとれます。
ぜひ、試してください。
また、交通事故や転倒などで頭をうったり首に大きな衝撃がかかると、首の関節に大きな負荷がかかりますので、首の関節がずれる大きな要因となります。
このような原因で、首の関節がずれると首の痛みがおこります。
また、やっかいなのは、首の関節がずれているといっても、微小なずれという事なんです。
この微小な関節のずれが首の痛みの原因となりますが、関節のずれが微小な為にレントゲンなどの画像では非常にわかりにくいんです。
その結果、首の関節がずれている事による首の痛みがあっても、首の関節は画像上は異常ないという診断になる場合が少なくありません。
慢性席な首の痛みや、レントゲンでは異常がないといわれた首の痛みは、首の関節の微小なずれが原因という可能性が高いんですね。
首の痛みでお悩みの方は、ぜひ関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。