文京区 慢性痛 原因のわからない顔面の痛み なぜおこる?  

    こんにちは。

     

    今回も、慢性痛についてお話をしたいと思います。

     

    体のいろいろな部分に慢性痛はおこります。

     

    原因がわからず、悩んでいる方も少なくありません。

     

    慢性痛の原因が骨格のゆがみから由来している事は少なくないのですが、病院では骨格が原因とは考えないからなんですね。

     

    そこで、骨格を構成する関節の異常がおこす慢性痛について、実際にあった痛みについてお話をしていきます。

     

    まずは、顔面痛です。

     

    骨格と顔面痛は、あまり関係がないと思いませんか?

     

    実は大きく関係しているんです。

     

    その方は、30代の女性で右目の下から右のアゴにかけて比較的強い慢性痛がありました。

     

    顔面の痛みが強く仕事にも支障があったので、やむなく退職したそうです。

     

    病院に行っても、原因はよくわからなく治療の効果もかんばしくありませんでした。

     

    このまま痛みが改善しなかったらどうしよう、と悩んでいたそうです。

     

    心配になりますよね。

     

    症状は強いのに原因がわからないのですから。

     

    このような顔面の慢性痛と骨格には、どのような関係があるのでしょうか?

      

    顔面の痛みと聞くと、顔面神経痛と思う方は多いと思います。

     

    顔にある神経が痛むというニュアンスですとその通りです。

     

    ところが、坐骨神経に痛みがおこる坐骨神経痛というような意味では違うんですね。

     

    なにが違うのでしょうか?

     

    顔面神経は表情筋を動かす運動神経なので、痛みなどの感覚を感じる神経ではないからなんです。

     

    では、顔面の痛みは何の神経の異常なのでしょうか?

     

    三叉神経(さんさしんけい)という神経なんです。

     

    あまり聞きなれない言葉ですよね。

     

    3つにわかれている神経なので三叉神経といいます。

     

    3つにわかれた痛みを感じる神経が、顔面にあるんですね。

     

    この三叉神経に異常がおこると、顔面の痛みがおこります。

     

    では、何が原因で三叉神経に異常がおこるのでしょうか?

     

    骨格の首の部分が原因なんです。

     

    首の骨は7つありますが、その内の1番から3番までが三叉神経と関係しているからなのです。

     

    では、その女性の首の骨はどうなっていたのでしょうか?

     

    首の骨は頚椎(けいつい)といいますが、第1頚椎から第3頚椎までが右側にずれていました。

     

    頚椎は皮膚の上からでも、位置を確認できる骨です。

     

    頚椎を確認すると、第1頚椎から第3頚椎までが右側にずれていて、圧痛(ふれた時の痛み)が強くでていました。

     

    頚椎のずれが比較的大きく、それが原因で顔面に痛みがでていたのです。

     

    では、その頚椎のずれを正常な状態にすると、顔面の痛みはなくなったのでしょうか?

     

    施術期間はある程度かかりましたが、頚椎が正常になるとともに顔面の痛みは完全になくなりました。

     

    今まで原因のわからなかった顔面の慢性痛から解放されたので、本当に良かったです!

     

    この方の顔面の慢性痛は、骨格の首の部分の異常が原因だったのですね。

     

    このように、原因のわからない慢性痛は骨格(骨)が原因という場合が少なくないんです。

     

    次回も原因のわからない慢性痛についてお話をしたいと思います。

     

    三叉神経は顔面に分布していますので、三叉神経の異常は顔面痛をおこします。骨格の首の部分の異常が三叉神経の異常を引き起こす事が少なくありません。
    三叉神経は顔面に分布していますので、三叉神経の異常は顔面痛をおこします。骨格の首の部分の異常が三叉神経の異常を引き起こす事が少なくありません。