なかなかなおらない膝の痛みの原因は膝ではない!?

    こんにちは。

     

    今回は、なかなかなおらない慢性的な膝の痛みについてお話をしたいと思います。

     

    慢性的な膝の痛みでお悩みの方は、「膝はどこにいってもなおらない」という感じもっている方が少なくありません。

     

    そう感じられるのも無理もないと思います。

     

    整形外科では、膝の痛みがつよいにもかかわらず、運動療法をすすめられます。

     

    膝の痛みがある状態で、数キロのウエイトを膝をつかって持ち上げる運動はとてもきついですよね。

     

    そもそも、なぜ関節に痛みがおこるのでしょうか?

     

    関節の痛みは、痛みをおこすことによって関節を使わないようにしているいわば警告なんですね。

     

    関節に異常があるため、その関節を使うと壊れるので、使わないように痛みをだしているのです。

     

    ですので関節の異常をなおさない状態で運動療法をおこなうと、異常のある関節はさらに関節が悪化してしまいます。

     

    また、痛み止めの薬や注射、湿布はそのときは痛みがおさまってもなおるわけではありません。

     

    また、整骨院でマッサージを受けたり、電気療法を受ける場合もあると思います。

     

    そのときは楽になりますよね。

     

    ところが、時間とともに膝に痛みが再発するのではないでしょうか?

     

    このような経験をすると、膝の痛みはなおらないと感じるのも当然だと思います。

     

    なぜ、膝の痛みはなかなかなおらないのでしょうか?

     

    膝の痛みの多くは症状であって、原因ではないからなんですね。

     

    どういうことでしょうか?

     

    膝は脚の中心にあって、可動域(関節の動き)の大きい関節です。

     

    ですので、股関節や足首の影響を強くうける関節なんです。

     

    股関節や足首の関節に異常がおこると、脚のバランスが悪くなります。

     

    そこで、膝の関節で調整してバランスを保つようにします。

     

    この膝で脚のバランスをとるときに、膝の関節に無理がかかると膝の痛みがおこるのです。

     

    また、腰が悪くなってから、膝の痛みがおこる方がいます。

     

    なぜ、腰が悪くなってから膝に痛みがおこるのでしょうか?

     

    それは、腰と股関節の関係にあります。

     

    股関節は、骨盤と太ももの骨(大腿骨)で構成されています。

     

    骨盤という土台に太ももの骨がつながっているんですね。

     

    腰痛や腰の不安定感など腰の不調は、骨盤がゆがむことによっておこります。

     

    骨盤がゆがむと、股関節の土台部分の位置がかわります。

     

    そうすると、股関節は正常な位置ではなくなってしまいます。

     

    股関節が正常な位置でなくなると、脚のバランスが悪くなるので、膝の関節で調整します。

     

    それによって、膝に痛みがおこるんですね。

     

    このように、腰が悪くなると、膝に負担がかかってしまい痛みの原因になってしまうのです。

     

    では、どうすれば膝の痛みは改善・解消するのでしょうか?

     

    膝の痛みの原因である腰・股関節・足首を正常な状態に戻す必要があります。

     

    1、骨盤のゆがみを解消する。

     

    2、股関節の位置を正常にする。

     

    3、足首の関節を確認し、異常があれば正常にする。

     

    4、1~3の施術の後で膝の関節に異常が残っていれば正常な状態にもどす。

     

    このように脚を構成する関節を正常な状態にすることによって、膝の痛みは根本的に改善・消失していきます。

     

    膝の痛みでお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。

     

    このように、骨盤や股関節に異常がおこると、膝に大きな負担がかかり痛みの原因となってしまいます。
    このように、骨盤や股関節に異常がおこると、膝に大きな負担がかかり痛みの原因となってしまいます。