こんにちは。
今回は、腰痛の原因である骨盤のゆがみについてお話をしたいと思います。
慢性的な腰痛は、骨盤の関節がずれることによって骨盤がゆがむとおこることは以前にお話をしました。
では、なぜ、骨盤がゆがんでしまうのでしょうか?
1、不良姿勢
2、外傷
3、出産
4、その他
このような原因があります。
姿勢が悪いと、骨盤に負担がかかりそうですよね。
その通りなんです。
姿勢が悪いと、骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という人体で一番大きな関節に負担がかかります。
この仙腸関節がずれることによって、骨盤がゆがんでしまうのです。

座っているときの姿勢が悪かったり、足を組んだりすると骨盤のゆがみがおきやすくなります。
腰を寝かして座ると、骨盤に負担が大きくかかりますので、腰を立てて座ることが大事なんですね。
外傷は骨盤のダメージが大きいので、やっかいな腰痛を引き起こす原因になります。
転倒や落下、交通事故などの外傷は大きく骨盤をゆがめます。
なかでも交通事故は、体にかかるエネルギーが非常に大きいので骨盤をはじめ骨格をゆがめる場合があります。
交通事故の後から、腰の調子が悪くなったり、急に姿勢が悪くなったり、脚を引きずるようになる場合は、骨格が大きくゆがんでいる可能性が高いです。
出産も、骨盤がゆがむ大きな原因となります。
というのも、出産の際に骨盤が広がるからなんですね。
左右の仙腸関節と、左右の恥骨がつながっている恥骨結合(ちこつけつごう)の部分がゆるむことによって産道が広がります。
通常出産後は、骨盤が元に戻りますが、うまく元に戻らないと骨盤がゆがむ原因となります。

その他、ゴルフやテニスなどの腰を強く捻るスポーツや、登山など腰に大きな負担のかかる趣味も骨盤がゆがむ原因となります。
また、建築現場の作業や、引っ越し、宅配便など仕事の種類によっては、骨盤に大きな負担がかかりますのでゆがむ場合があります。
ゆがんですなった骨盤を元に戻すことは大変です。
なるべく、ゆがまないように骨盤に負担のかからない生活をおくることが大事なんですね。