駒込 慢性的なでん部(おしり)の痛み 原因は筋肉ではなく股関節!?

    こんにちは。

     

    今回は、でん部(おしり)の痛みについてお話をします。

     

    腰痛にくらべると少ないですが、でん部に痛みがおこることがあります。

     

    でん部に痛みがある場合は、どこが悪いのでしょうか?

     

    急性的な痛みと慢性的な痛みでは、大きく原因がことなります。

     

    急性的な痛みは、筋肉に原因があることがほとんどです。

     

    でん部には、殿筋(でんきん)という大きな筋肉があります。

     

    殿筋は、大殿筋(だいでんきん)・中殿筋(ちゅうでんきん)・小殿筋(しょうでんきん)で構成されています。

     

    殿筋を痛めると、でん部に痛みがおこります。

     

    筋肉痛や肉離れ、打撲、挫傷などの原因で痛みます。

     

    痛みが強い場合がありますが、筋肉の損傷はほとんどの場合、数日から数週間でなおります。

     

     

    では、でん部の痛みが数か月におよぶ、慢性的な痛みの原因はなんでしょうか?

     

    股関節に原因のあることが、ほとんどなんです。

     

    殿筋は、骨盤から股関節をまたいで太ももの骨につながっています。

     

    ということは、股関節に異常があると、殿筋に影響がでてしまうのです。

     

    股関節のように可動域(関節の動き)の大きい関節は、離開したりずれたりしやすい関節です。

     

    このような異常があると、殿筋の走行が変わったり、テンションがかかることによって痛みがおこります。

     

    慢性的なでん部の痛みのある方は、長く歩けなくなった、階段がつらいなどの股関節の動きによる症状がある場合が少なくありません。

     

    股関節に異常があるからなんですね。

     

    慢性的な股関節の痛みに対して、マッサージや電気治療をおこなっても改善されないのは、原因が殿筋ではなくて股関節にあるからなんです。

     

    ですので、慢性的なでん部の痛みには、股関節を施術をすることが重要なんです。

     

    慢性的なでん部の痛みでお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。