こんにちは。
今回は、すねの外側の痛みについてお話をします。
すねの外側に強い痛みがおこる場合があります。
何が原因で、強い痛みがおこるのでしょうか?
多くは、足首の捻挫の影響でおこります。
なぜ、足首の捻挫のあとに、すねの外側に強い痛みがおこるのでしょうか?
足首はすねの2本の骨と、足の骨で構成されています。
ほとんどの場合、捻挫をおこすと、足首が内側にひねられておこります。
このときに、すねの外側にある骨が引っぱられます。
引っぱられると、すねの2本の骨がつながっている関節に離開力がはたらいてしまいます。
その結果、すねの外側の骨が関節からずれてしまうのです。
そうすると、腓骨神経(ひこつしんけい)という神経にテンションがかかってすねの外側に強い痛みがおこってしまうのです。
どうすれば、痛みを改善・消失させることができるのでしょうか?
まず、捻挫をした足首を正常な状態にあるか確認をします。
なぜかというと、強い捻挫をおこした場合ですが、捻挫は治っても、関節内脱臼の状態が残っていることが多いからなんですね。
足首の関節内脱臼の状態が残っていると、すねの外側の痛みは改善しません。
ですので、足首の関節内脱臼の状態が残っている場合は、まず足首の関節を整復して正常な状態に戻します。
足首の関節が正常であると確認したあとに、すねの2本の骨の状態を確認していきます。
すねの外側の骨を腓骨(ひこつ)といい、内側の骨を脛骨(けいこつ)といいます。
この腓骨が脛骨から離れている場合は、しっかりと正常な状態に戻す必要があります。
腓骨と脛骨は上下の2か所でつながっていますので、この2か所の関節を整復していきます。
足首とすねの骨を正常な状態に戻すと、すねの外側の痛みは改善・消失していきます。
すねの外側の痛みでお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。

