こんにちは。
今回は、腰痛と軟骨についてお話をします。
「腰痛の原因は、軟骨がすり減っているから。」
と言われる方は少なくありません。
もし、軟骨のすり減りが腰痛の原因だとしたら、軟骨が復元しない限り腰痛は解消しませんよね。
いったんすり減った軟骨は、ほとんど復元することがないからです。
では、軟骨のすり減りが原因の腰痛は改善・解消しないのでしょうか?
軟骨のすり減りが原因と言われた腰痛でも、改善・解消していきます。
なぜ、腰痛が改善・解消するのでしょうか?
それは、軟骨のすり減りが、腰痛の本当の原因ではないからなんですね。
実際に当院では、軟骨のすり減りが原因と言われた方の腰痛が改善・解消しています。
軟骨は骨といいますが、骨のように固いものではなく軟らかく水分が豊富な組織です。
このような構造ですので、加齢とともにすり減るのは当然なのです。
では、何が原因で腰痛がおこるのでしょうか?
慢性腰痛の場合は、関節のずれが原因で腰痛がおこります。
どこの関節でしょうか?
骨盤には、人体で一番大きな関節があります。
一番大きいということは、重要な関節ということなんですね。
また、腰椎(ようつい)という背骨の腰の部分は、5個の腰椎が積み重なっています。
それぞれの腰椎は、椎間関節(ついかんかんせつ)という関節でつながっています。
この椎間関節がずれても、腰痛がおこります。
そして、これらの腰の関節を整復すると軟骨がすり減っていても、腰痛は改善・解消していきます。
「軟骨がすり減っているから」
と腰痛の改善・解消をあきらめている方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。