こんにちは。
今回は、腰痛と風邪の関係についてお話をします。
冬は風邪をひきやすい季節ですよね。
風邪気味になったり、風邪をひいたときに腰が痛くなった経験はありませんか?
腰痛が悪化する場合もあります。
風邪と腰痛は関係があるのでしょうか?
関係があります。
ではなぜ、風邪をひくと腰が痛くなるのでしょうか?
実は、風邪をひくと腰だけではなく、いろいろな関節が痛む原因となります。
ウイルスが体に侵入すると、風邪をひきますよね。
体に侵入したウイルスをやっつけるために、免疫機能がはたらきます。
そして免疫機能がはたらくと、全身の関節がゆるんしまうのです。
風邪をこじらせたときに、体の節々が痛くなる場合があります。
これは、免疫機能が強くはたらくことによって、全身の関節がゆるんでいるからなんですね。
全身の関節がゆるみますが、大きい関節ほど影響を強く受けます。
人体で一番大きな関節はどこでしょうか?
骨盤にある関節です。
仙腸関節部(せんちょうかんせつ)という骨盤にある関節が、人体で一番大きな関節です。
そのため、免疫機能がはたらくと、強く影響を受けます。
骨盤の関節がゆるむので、腰が痛くなるのです。
また、もともと腰が悪い場合は、さらに悪化するので腰痛が強くなります。
風邪が治れば、免疫機能もおさまるので、関節のゆるみも解消されます。
風邪をひくと腰が痛くなるのは、免疫機能がはたらいたからなんですね。