こんにちは。
今回は、でん部と太ももの張り感と違和感についてお話をします。
でん部と太ももに、張り感や違和感がおこることがあります。
このようなときは、筋肉を押したくなったり、さすりたくなったりしたくなります。
ところが、筋肉を押したりさすっても、なかなか改善しない場合があります。
何が原因でこのような症状がおこるのでしょうか?
股関節の異常が原因です。
なぜ、股関節に異常があると、でん部や太ももに張り感や違和感がおこるのでしょうか?
でん部や太ももの筋肉は、骨盤からあしの骨に股関節をまたいでつながっています。
股関節が動くのは、これらの筋肉が収縮するからなんです。
このような構造ですので、股関節がずれたり抜けたりすると、でん部や太ももの筋肉が引っぱられてテンションがかかります。
ずれたり抜けるといっても、微小なずれや抜けです。
レントゲンなどの画像ではわかりにくいくらいのずれや抜けでも、このような症状がおこります。
股関節がこのような状態になると、張り感や違和感がでん部や太ももにおこるのです。
一見、筋肉の異常のように感じると思いますが、筋肉は症状であってその症状をつくっている原因は
股関節の異常なんですね。
湿布を張ったり、マッサージをしてもその時は症状が緩和しても、再び張り感や違和感が生じる場合は、股関節の異常が変わっていないからです。
特にこのような症状が慢性化している場合は、筋肉に原因がありません。
筋肉の損傷は、ほとんどの場合慢性化しないからなんです。
慢性化する要因は、関節の抜けやずれが変わらないからなんですね。
なかなか改善しないでん部と太ももの張り感や違和感でお悩みの方は、股関節に異常のかる可能性があります。
関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。