こんにちは。
今回は、足の指の痛みについてお話をします。
足の指は、ドアや壁などにぶつけたり、物を落としたりした場合によく痛めます。
この場合は、打撲や突き指といった原因がわかります。
ところが、原因がよくわからない足の指の痛みがあります。
痛風などの疾患以外では、何が原因なのでしょうか?
よく見受けられる原因として、かばって歩いている場合です。
腰痛や股関節痛、膝痛などがある場合は、歩くときにかばって歩きますよね。
そうすると、かばっている方の足に負担がかかります。
その結果、かばっている方の足の指に痛みがおこるのです。
この場合、かばわないで歩く事が、痛みの改善・解消に重要な要素になります。
かばわないで歩く事が理想ですが、痛みがある限りは難しいですよね。
「痛みを我慢して、かばわないで歩きましょう。」
とおっしゃる方もいるようですが、私はかなり難しい事だと思います。
実際、痛みがあると、どうしても無意識にかばいます。
このような体の反応は、なかなかコントロールができません。
やはり、痛みを改善・解消してからの話だと思います。
腰痛や股関節痛、膝痛は、関節に問題があるのでおこります。
関節を整復する事によって、痛みを改善・解消していくことが大事なんですね。
また、かばって歩くくせが残っている場合があります。
以前に骨折などで、かばって歩く時間が長いとかばってある事がくせになってしまいます。
この場合は、意識的に歩き方を左右均等にしていく必要があります。
このように、原因不明の足の指の痛みは、かばって歩く事が原因という場合があります。
足の指の痛みでお悩みの方は、まず歩き方を確認してみてください。