今回は、転倒と腰痛についてお話をします。
転倒は怖いですよね。
やむなく、転倒してしまうことがあると思います。
転倒で一番怖いのは、骨折ではないでしょうか?
転倒をしても骨折がなければ、ひと安心すると思います。
ところが、骨折をしていなくても、転倒は体にダメージがかかります。
転倒によるダメージによって、どうなるのでしょうか?
骨格がゆがんでしまうのです。
転倒して腰やおしりを打つと、骨格の腰の部分である骨盤がゆがんでしまいます。
骨盤のゆがみによって、腰痛がおこります。
この場合、転倒によって腰痛がおこったとわかりづらいことが少なくありません。
なぜでしょうか?
転倒すると、打撲をします。
打撲による痛みは強いので、打撲の傷が治るまでは腰痛に気が付かないことが多いからなんですね。
打撲による痛みがおさまってから、はじめて腰痛に気が付くこともよくあります。
この場合、原因が特にないのにもかかわらず、腰が痛くなったと感じます。
このようなケースは少なくありません。
例えば、腰痛がおこったときに3週間前に転倒したとすれば、ほとんどの場合はその転倒が腰痛の原因と考えられます。
このように原因不明の腰痛は、転倒が原因という場合があります。
転倒による腰痛は、骨盤のゆがみが大きいので自然に治ることはまれです。
しっかりと、整復をして骨盤を正常な状態に戻す必要があります。
転倒してから腰痛がおこった場合は、骨盤矯正を専門にしている当院にご相談ください。