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    駒込 腰痛 起床時に腰や背中がかたまる原因は?

    こんにちは。

     

    今回は、起床時に腰や背中がかたまるようにかたくなる原因についてお話をします。

     

    朝、起きようとすると腰や背中がかたまって起き上がりづらくなることはありませんか?

     

    長年にわたって腰痛をお持ちの方に、おこりやすい症状のひとつです。

     

    なぜ、起床時に腰や背中がかたまるのでしょうか?

     

    骨盤や背骨の関節に、異常があるからなんです。

     

    骨格は約200個の骨が、関節によってつながっています。

     

    関節が正常であれば、骨格は安定しますが、関節に異常があると骨格は不安定になります。

     

    そこで、骨格を安定させるために異常のある関節のまわりの筋肉をかためて安定させる、という反応がおこります。

     

    この反応によって、腰や背中の筋肉がかたくなります。

     

    ではなぜ、起床時に強くかたまるのでしょうか?

     

    骨格の構造によるんですね。

     

    骨格を構成している骨は、基本的に縦に積まれています。

     

    起きている間は、重力がかかりますので、関節が安定します。

     

    ところが、就寝時は縦に重力がはたらきませんので関節がゆるみやすくなります。

     

    関節がゆるむと、異常のある関節はさらに悪くなります。

     

    関節が悪くなると、骨格の不安定さが増します。

     

    そうすると、筋肉はさらにかたくなります。

     

    このように、就寝時にゆるんだ関節を安定させるために筋肉が強く収縮するので起床時に腰や背中がかたまったように感じるのです。

     

     

    どうすれば、このような症状が改善するのでしょうか?

     

    腰や背骨の関節の不安定さを補助するために筋肉がかたまっているので、関節を正常な状態に戻すことで症状は改善していきます。

     

    また、腰や背骨の関節を整復することによって、腰痛も改善していきます。

     

    慢性腰痛の原因のほとんどは、骨盤がゆがむことによります。

     

    骨盤のゆがみは、骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節がずれることによっておこります。

     

    ですので、腰の関節を正常な状態に戻すと骨盤のゆがみも解消されます。

     

    その結果、腰痛が改善していくのです。

     

     

    起床時に腰や背中がかたまってつらい方、腰痛がつらい方は異常のある関節を整復することによって症状が改善します。

     

    関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。