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    駒込 原因不明のすねの痺れ 原因と施術方法は?

    こんにちは。

     

    今回は、すねの痺れについてお話をします。

     

    すねに、強い痺れがおこることがあります。

     

    何が原因で、痺れがおこるのでしょうか?

     

    多くは、強い捻挫が原因となります。

     

    捻挫は、靭帯や関節包(かんせつほう)などの関節の組織の損傷です。

     

    関節の組織が損傷する原因は次のようなものがあります。

     

     1、関節を強くひねる

     

     2、打撲

     

     3、過度の負担がかかる

     

    捻挫は、1の関節を強くひねることでおこります。

     

    関節がひねられて可動域の限界を超えることによって、関節の組織を痛めることをいいます。

     

    関節の可動域の限界を超えるということは、その関節に脱臼がおこっているのです。

     

    捻挫は、関節がひねられていったん脱臼した関節が、すぐに関節の中にもどることによっておこる損傷です。

     

    その脱臼の際に、靭帯や関節包などの組織を痛めてしまうんですね。

     

     

    すねは脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)という2本の骨があります。

     

    そして、足首はこの2本の骨と距骨(きょこつ)という足の骨で構成されています。

     

    強く足首をひねって脱臼をしたときに、脛骨と腓骨が離開してしまう場合があります。

     

    離開といっても、わずかな離開です。

     

    この脛骨と腓骨のわずかな離開が、すねの痺れを引きおこす原因となるのです。

     

    やっかいなのは、わずかな離開のためにレントゲンなどの画像では判別しづらいという点です。

     

    そのため、見過ごされやすい損傷の一つとなります。

     

     

    痺れがすねや足だけで、おしりや太ももにはなく、以前に強い捻挫をした経験がある場合には、痺れの原因は脛骨と腓骨の離開の可能性が高くなります。

     

    この場合、次のような施術が必要となります。

     

    1、足首の関節(脛骨・腓骨・距骨)を正常な状態に整復すること

     

    2、膝の近くにある脛骨と腓骨の関節を正常な状態に整復すること

     

    この整復によって、すねの痺れは改善・解消の方向へ進んでいきます。

     

     また、強い捻挫だけでなく、軽度の捻挫を繰り返すことによってもおこります。

     

    原因不明のすねの痺れでお悩みの方は、当院にご相談ください。