こんにちは。
今回は、腰痛と骨盤・股関節の関係についてお話をします。
腰痛には、急性のものと慢性のものがあります。
急性の腰痛は、筋肉やじん帯などが原因という場合があります。
一方、慢性腰痛の場合は、ほとんどの場合、骨盤を中心とした骨格のゆがみが原因となります。
以前にもお話をしていますが、骨盤がゆがむのは骨盤にある仙腸関節（せんちょうかんせつ）という関節がずれるためにおこります。
仙腸関節は、人体で一番大きく骨格にとって重要な関節なんですね。
また、股関節は骨盤にある関節です。
ということは、骨盤のゆがみに大きな影響を与える関節なんです。
慢性腰痛の原因である骨盤のゆがみを矯正しても、股関節に異常があると、再び骨盤がゆがんでしまう原因となります。
このように慢性腰痛の改善には、骨盤と共に股関節を正常な状態に戻すことが必要となるのです。
骨盤のゆがみを戻しても、早い段階で再びゆがんでしまう場合は、股関節に異常がある可能性があります。
慢性腰痛の改善には、股関節の異常も確認して、異常があれば整復する必要があるのです。
逆に股関節に異常がある場合も、骨盤のゆがみがあると、股関節の症状はなかなか改善しません。
股関節の異常も、骨盤と股関節の両方を整復することによって症状が改善していきます。
慢性腰痛でお悩みの方は、仙腸関節・股関節はもちろんのこと関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。