こんにちは。
今回は、自転車で転倒してからおこる痛みについてお話をします。
自転車で転倒した後に、あしの付け根(鼡径部:そけいぶ)やおしり(でん部)に痛みがおこる場合があります。
転倒直後からおこる場合や、転倒後しばらくしてから痛みがおこる場合があります。
何が原因で痛みがおこるのでしょうか?
股関節の異常なんです。
股関節に異常があると、あしの付け根やおしりに痛みがおこります。
なぜ、自転車で転倒すると股関節に異常がおこるのでしょうか?
自転車で転倒すると、体の側面に衝撃がかかることが多くなります。
体の側面に衝撃がかかると、股関節を痛めることが少なくありません。
あしの付け根の側面を触ると、かたく丸い部分を感じます。
この部分は、太ももの骨の一部なんですね。
外側に出っ張っていますので、横に転倒するともっともうちつけやすい部位となります。
この部位は股関節の近くにあるため、横に転倒すると股関節に大きな衝撃力がかかります。
股関節に衝撃力がかかり、股関節に異常がおこるとあしの付け根やおしりに痛みがおこるのです。
痛みの他に、
1、歩くときにあしを引きずる。
2、階段や坂道がつらくなった。
3、あしが曲がらないため、靴下がはきづらくなった。
4、あしのつめがきりづらくなった。
5、柔軟体操やストレッチの時に、あしが開きづらくなった。
6、正座がしづらくなった。
このような症状がある場合は、股関節に異常のある可能性が高くなります。
股関節の異常は、股関節の整復によって改善していきます。
股関節が悪化すると、日常生活に支障をきたすことが多くなりますので、注意が必要なんです。
ぜひ、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。