こんにちは。
今回は、外傷によっておこる腰の不調についてお話をします。
外傷によっておこる腰の不調は、強い衝撃が骨盤にかかることによって、骨盤がゆがむことによっておこります。
外傷性の場合、腰の不調が慢性化することが少なくありません。
なぜ、外傷性の腰の不調は慢性化しやすいのでしょうか?
大きな衝撃が骨盤にかかって、骨盤がゆがみます。
その際に、骨盤の関節が衝撃によってずれたまま固定されてしまうからなんですね。
通常の腰の不調は、安静や歩行によって、症状が改善していきます。
それに対して、外傷によってゆがんだ骨盤はゆがんだまま固定されてしまうために、元に戻りづらくなるのです。
これが、慢性化しやすい原因となります。
どのような腰の不調がおこるのでしょうか?
1、腰痛
2、痺れ
3、体の不安定感
4、座ることがつらい
骨盤がゆがむので、腰痛はもっともおこりやすい症状です。
おしりやあしに、痺れがおこることがあります。
場合によっては、感覚神経が麻痺することによって、感覚の鈍麻がおこることもあります。
また、骨盤がゆがむことによって、体が不安定になったり座るのがしんどくなったりします。
転倒や事故の後に、このような症状がでる場合は、衝撃によって骨盤がゆがんでいる可能性があります。
多くは外傷を受けてから、しばらくしてから症状が現れます。
なぜでしょうか?
外傷によって受けた打撲による痛みが強いためです。
打撲による痛みがおさまってきてから、様々な症状を感じることが少なくありません。
外傷を受けた後に、このような症状が出る場合は、骨盤の状態を確認するが必要になります。
心配な場合は、骨盤を正確に整復する当院にご相談ください。