こんにちは。
今回は、梅雨入り前後におこる体の不調についてお話をします。
梅雨に入る時期になると、調子がすぐれないことはありませんか?
肩こりや頭痛がひどくなったり、腰痛が悪化することもあると思います。
特に理由もないのに、体がだるくなることもあります。
いわゆる倦怠感ですね。
なぜ、梅雨入りの時期にこのような症状がおこるのでしょうか?
それは、気圧の変化が関係しています。
梅雨入りの時期は、気圧が不安定になります。
気圧が不安定になると、体にいろいろな影響がおこるのです。
なぜでしょうか?
骨格が、不安定になるからなんですね。
骨格は筋肉や靭帯(じんたい)で安定させています。
その他に、気圧も骨格を安定させる要因となるのです。
空気は目に見えませんのでわかりづらいですが、強い力で体に圧力を加えています。
どのくらいの圧力でしょうか?
皮膚の表面1㎠に、1kgの圧力が加わっているのです。
体の表面積によりますが、私の場合(178㎝・70㎏)ですと200㎏近い圧力がかかっています。
かなりの圧力ですよね。
この圧力によって骨格は安定してします。
ところが、気圧が下がることによって、空気の圧力が下がると骨格を安定させる力が弱くなります。
その結果、体の関節が緩んでしまいます。
関節が緩むと、様々な症状がおこってしまいます。
梅雨入りの時期に体調が悪くなるのは、気圧の変化が大きいことが一つの要因となるんですね。
梅雨に入って、気圧が安定すると体の調子も安定していきます。