こんにちは。
今回は、体の冷えについてお話をします。
柔道と柔術をされている、筋肉質な男性が来院されました。
問診の中で、腰痛の他に冷え性に悩んでいることがわかりました。
体が冷えるのは、何が原因なのでしょうか?
体温は筋肉で産生されて、血液で運ばれます。
ですので、筋肉の不足や血行不良が冷えの原因といわれます。
その方は、マッチョといってもいいくらいの筋肉がありますので、筋肉の不足では全くありません。
筋肉の問題ではありませんので、血液の流れに問題があるので冷えがおこっているということになります。
なぜ、血液の流れが悪くなっているのでしょうか?
骨格がゆがんでいるからなんです。
なぜ、骨格がゆがむと血液の流れが悪くなるのでしょうか?
骨格がゆがむことによって、血管が引っぱられたり、ひねられたりします。
そうすると、血管の径が細くなりますので、血液の流れが悪くなるのです。
輪ゴムを引っぱると、細くなりますよね。
血管も同様に、牽引力といって引っぱられる力がかかると径が細くなるのです。
ではなぜ、筋肉は十分にあるのに冷えがおこるほど骨格がゆがんだのでしょうか?
柔道や柔術が関係しています。
柔道は、投げたり投げられたりするスポーツです。
たたみに打ちつけられることによって、体に衝撃が加わります。
柔道では、頻繁に打ちつけられますので衝撃力が加算されていきます。
たび重なる衝撃によって、大きく骨格がゆがんでしまうのです。
柔道に限らず、ラグビーやアメフトなども大きな衝撃が体にかかるため、骨格をゆがめやすいスポーツといえます。
骨格のゆがみが原因でおこっている冷え性は、骨格のゆがみを矯正する必要があります。
なかなか改善しない冷え性でお悩みの方は、骨格のゆがみが原因という可能性があります。
冷え性の改善にはある程度の期間がかかりますが、骨格のゆがみを正常な状態に戻すことは重要となります。
ぜひ、骨格の矯正を専門にしている当院にご相談ください。