こんにちは。
今回は、慢性的な背中のはり感についてお話をします。
背中のはり感は、痛みのように我慢できないというわけではありませんが、気になりますよね。
運動や仕事などで、体を使った後に背中がはる事があります。
これは、筋疲労性の筋肉のはりですので、数日でおさまります。
ところが、背中のはり感が慢性化する場合があります。
なぜ、慢性化してしまうのでしょうか?
それは、骨格がゆがんでいるからなんです。
骨格がゆがむと、なぜはるのでしょうか?
傘を例にしてみますね。
傘をひらくと、きれいに布やビニール部分がはられていますよね。
ところが、強風などで傘の骨が曲がるとどうなるでしょうか?
曲がった骨につながっている布やビニール部分がたわんだり、引っぱられてテンションがかかりますよね。
人も骨格がゆがむと、骨につながっている筋肉が引っぱれれてテンションがかかります。
このテンションが、はり感の原因となります。
背中には骨盤につながっている筋肉や、背骨や肋骨につながっている筋肉があります。
これらの筋肉にテンションがかかると、背中のはり感を感じるのです。
はり感が慢性化するのは、筋疲労と違って、骨格のゆがみが原因だからなんですね。
逆にはり感があるということは、骨格がゆがんでいる可能性があるということになります。
骨格がゆがみが大きくなると腰痛や背中の痛み、痺れといった様々な症状が現れる要因となります。
骨格のゆがみが原因である慢性的な背中のはり感は、様々な症状が現れる前に早目に改善するとよいでしょう。