こんにちは。
今回は、膝の慢性痛についてお話をします。
膝の痛みはつらいですよね。
膝に痛みがおこると、立ち上がったり歩いたりするのもなるべく控えるようになります。
階段もつらいので、エレベーターやエスカレーターを探すこともあると思います。
膝の痛みがおこったら、まず整形外科を受診しますよね。
ところが、レントゲンでは全く異常が見当たらないことがあります。
この場合、
「に膝に異常はありません。」
といわれることもあります。
ではなぜ膝に痛みがおこるのでしょうか?
膝に痛みをおこしている原因が膝にはないからなんですね。
どこが原因なのでしょうか?
股関節なんです。
なぜ、股関節の異常が膝に痛みをおこすのでしょうか?
股関節に異常がおこると、あしの向きが変わります。
その際に、膝の関節で調節してあしの向きを正常な状態に保つ反応がおこります。
この時に膝の関節にひねりが入ります。
この膝関節のひねりが痛みをおこすのです。
また、股関節は骨盤にある関節です。
そのため、骨盤がゆがむと股関節がその影響を受けてあしの向きが変わります。
その結果、膝関節にひねりが入って痛みがおこります。
腰が痛くなると、膝も痛くなることがあります。
腰の痛みと膝の痛みがおこるのは、このような理由からなんですね。
膝に異常がないのにもかかわらず痛みがおこる場合は股関節や骨盤に原因がある可能性が高くなります。
股関節と骨盤の状態を確認することをおすすめします。