こんにちは。
今回は、腰の張りについてお話をします。
慢性的に、腰に張りを感じることがありませんか?
特に、腰の張り感は腰痛を持っている方に多くみられます。
なぜ、腰が張るのでしょうか?
主に、骨格のゆがみが張る原因となります。
骨盤や股関節、背骨の関節が離開すると骨格がゆがんでしまい、腰に張りを感じます。
張り感には、大きく縦方向に張る場合と、横方向に張る場合があります。
何が違うのでしょうか?
関節のずれ方の違いなんです。
腰が縦方向に張るのは、骨盤にある寛骨(かんこつ)という骨が前方や後方のように縦方向に転位するからです。
腰が横方向に張るのは、寛骨が横方向に転位する場合や、股関節の転位によります。
ほとんどの場合、腰は縦方向に張ります。
これは、寛骨が縦方向に転位することが多いからなんですね。
例えば、ギックリ腰は、寛骨が前方に大きく転位した場合におこります。
ギックリ腰は、とても強い痛みを伴います。
ところが、症状の強さとは逆に、比較的整復しやすいものとなります。
一方、寛骨が横方向に転位したものは、整復が難しいものが少なくありません。
ということは、腰が縦方向に張る場合は改善しやすく、横方向に張る場合は改善しづらいものとなります。
ところが、転倒や落下・交通事故のように外からのダメージで骨格がゆがんだ場合は、縦方向の張りも横方向の張りも、整復が難しいものとなります。
また、外部からの骨格へのダメージは、注意が必要になります。
例えば、交通事故にあって骨折や打撲、すり傷はなおったのに、体調がずっと悪いという場合があります。
これは、交通事故のダメージによって、骨格がゆがんだものが残っているからなんですね。
交通事故から姿勢が悪くなった、歩くのがしんどくなった、立つとふらふらするなどは、まさに骨格のゆがみが原因となります。
レントゲンなどの画像ではよくわからない骨格のゆがみが、様々な症状をおこすのです。
腰の張り感は、骨格のゆがみを整復することによって改善・解消していきます。
腰の張りが気になる方は、骨格矯正を専門にしている当院にご相談ください。