こんにちは。
今回は、なかなか痛みがなくならないつき指についてお話をします。
手や足をぶつけて、突き指になった経験はだれしもあると思います。
つき指は痛みは強いですが、いつのまにかなおっていたという場合が多いのではないでしょうか。
多くの場合、つき指をしたときは、放っておくと思います。
つき指をすると、なぜ痛みがおこるのでしょうか?
指をついたときに、指の関節がずれることによります。
指は痛みの神経が敏感ですので、少しの関節のずれが強い痛みをおこします。
強い痛みが、いつのまにかなくなった経験はありませんか?
これは、指を使っているうちにずれた関節が元の状態にもどったからなんです。
基本的に、ずれた関節は筋肉やじん帯などによって、元の状態に戻す力がはたらくからなんです。
また、強いつき指によって、じん帯を痛めた場合は、じん帯の損傷が修復されるまでは痛みがおさまらないので、時間がかかります。
この場合は、指が腫れたり内出血をおこします。
ところが、じん帯を損傷していないのにもかかわらず、なかなか痛みがおさまらないつき指があります。
どのようなつき指でしょうか?
つき指のさいに、関節にひねりが入った場合です。
指の関節が上下や左右にずれた場合は、自然に元の状態に戻る可能性が高くなります。
一方、関節にひねりが入った場合は、なかなか自然には元にもどりません。
そのため、痛みがなくならないのです。
つき指をしてから、なかなか痛みがおさまらない場合は、指の関節にひねりが入っている可能性があります。
指の痛みでお困りの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。