こんにちは。
今回は、座ったときの不安定感についてお話をします。
以前はそんなことはなかったのに、いつからか座ると体が不安定になったと感じる場合があります。
なぜ、座ったときに体が不安定になるのでしょうか?
それには、理由があります。
座ったときに不安定になる要因として、次のような原因が考えられます。
1、ギックリ腰
2、強いしりもち
3、転倒
4、高いところからの落下
5、交通事故
なぜ、これらによって座ったときに、体が不安定になるのでしょうか?
いずれも、骨盤がゆがむ原因となるからなんです。
なぜ、骨盤がゆがむと不安定になるのでしょうか?
座るときは、左右の坐骨が座面に接して体を安定させます。
ところが、骨盤がゆがむと、左右の坐骨の位置が変わります。
そうなると、座ったときに左右どちらか一方でしか座面に接しなくなります。
そのため、体が不安定になるのです。
片足立ちで立っているような、不安定な感じになります。
片足立ちをすると、フラフラしますよね。
ギックリ腰は、骨盤が前方にゆがみます。
正確には、仙骨(せんこつ)に対して寛骨(かんこつ)が前下方にずれます。
坐骨は寛骨の一部ですので、寛骨がずれると坐骨の位置が左右で変わってしまいます。
その結果、座った時に体が不安定になってしまいます。
しりもちは、逆に骨盤が後方にゆがみます。
しりもちをつくと、坐骨に大きな外力がかかります。
坐骨に大きな外力がかかることによって、寛骨が後ろ方向にずれてしまうからなんです。
また、転倒や落下、交通事故などの外傷は、骨盤にかかった力によって、ゆがみ方がかわります。
そのため、外傷によってゆがんだ骨盤は、なおすのが難しいものとなります。
骨盤のゆがみを、解析することが難しいからなんです。
このように、座ったときに体が不安定になった場合は、骨盤がゆがんでいる可能性が高くなります。
ぜひ、骨盤の矯正を専門にしている当院にご相談ください。