こんにちは。
今回は、腰がかたまる原因についてお話をします。
腰の悪い方で、腰がかたまって動きづらいという症状があります。
腰がかたまると作業をしたり、着替えたりするのが大変ですよね。
なぜ、腰がかたまるのでしょうか？
実は、腰がかたまるのは体を守るための反応なんです。
腰がかたまるとしんどいですが、必要な反応なんですね。
なぜ、このような反応がおこるのでしょうか？
慢性的に腰に不調がある場合は、腰の骨格部分に異常があることがほとんどです。
骨盤がゆがんでいたり、背骨の腰の部分に異常があります。
骨格には、いくつかの役割があります。
その中で、体を支えるという支持の役割があります。
骨格が正常であれば、腰がかたまることはありません。
ところが、骨盤がゆがんだり腰の背骨に異常があると骨格の支持性が下がります。
骨格の支持性が下がると、体が不安定になってしまいます。
そこで、骨格の支持性が下がった分、筋肉によって支持性を上げる必要がでてきます。
筋肉を収縮させて、体の安定を保つのです。
このように、筋肉が収縮した状態を腰がかたまったと感じるのです。
また、骨盤のゆがみや背骨の異常がそれ以上悪化しないように、筋肉を収縮させて守るという反応もおこります。
この反応も、腰がかたまったと感じる要因となります。
腰がかたまると生活を送る上でしんどいですが、実は体を守っている反応なんですね。
マッサージによってかたまった腰を柔らかくしてもすぐにかたくなるのは、体を守る反応だからなんです。
かたまった腰を改善・解消させるには、骨盤のゆがみや腰の背骨部分の異常を整復する必要があります。
腰の骨格部分が正常に戻れば、骨格を守るための筋肉の反応もおさまるからです。
骨格の整復によって、かたまった筋肉がゆるんでいきます。
腰がかたまった場合は、骨格部分の異常を確認して整復することが必要となります。
かたまった腰がなかなか改善しない場合は、骨格の整復を専門にしている当院にご相談ください。